6月4日(火)：【ボリンジャーバンド】日経225　VS　ドルインデックス

おはようございます。

今回は久々に

『ドルインデックス』

との比較を見ていこうと思います。

【ドルインデックスとは？】

ドルインデックス（US Dollar Index、DXY）とは、アメリカドルの価値を主要な外国通貨のバスケットに対して評価する指標です。

1973年にICE（Intercontinental Exchange）によって導入され、世界中の為替市場で広く使用されています。

【構成通貨】

以下の6つの主要通貨に対するドルの価値を測定します。

この通貨バスケットは、ドルインデックスの基礎となる加重平均として計算されます：

1. ユーロ（EUR）：構成比率約57.6%
2. 日本円（JPY）：構成比率約13.6%
3. ポンド（GBP）：構成比率約11.9%
4. カナダドル（CAD）：構成比率約9.1%
5. スウェーデンクローナ（SEK）：構成比率約4.2%
6. スイスフラン（CHF）：構成比率約3.6%

※半分以上がユーロとなっていますので、ユーロドルのチャートを反転すると、ドルインデックスのチャートとほぼ同じものとなります。

【計算方法】

ドルインデックスは、これらの通貨に対するドルの価値を加重平均して算出されます。各通貨は、その国の経済規模と対米貿易量に基づいて重み付けされています。具体的な計算は、基準年（1973年）からの為替レートの変動を元に行われます。

【役割と用途】

ドルインデックスは、次のような用途や役割を持っています：

1. 経済指標：ドルの強さや弱さを示す経済指標として使用され、アメリカ経済の健全性やインフレ率、金利政策の影響を評価するために用いられます。
2. 投資判断：外国為替市場や国際貿易、投資のリスク管理において、投資家やトレーダーが参考にする指標として利用されます。
3. 通貨政策：中央銀行や政府が為替政策を決定する際の参考データとして利用されます。

ドルインデックスは、金融市場における重要な指標の一つであり、ドルの相対的な価値を評価するために広く使用されています。金融ニュースや経済報告書において、ドルインデックスの動向はよく取り上げられ、その変動は市場の反応を引き起こすことがあります。

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