植田日銀総裁追加利上げの可能性に言及とタカ派発言。
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【7/31相場概況】
東京時間、ドル円は日銀金融政策決定会合の結果公表前に、一時153.26円まで急伸した後、152円台半ばまで押し戻されるなど神経質な動き。日銀が政策金利を0.25%に引き上げたことが伝わると、151.59円まで急落後、直ぐに153.88円まで上昇。日本時間夕方の植田日銀総裁定例記者会見では、追加利上げの可能性に言及するなど、総じてタカ派的な内容との見方から円買いが先行。日銀による利上げ発表後の安値151.59円を割り込むと150.63円まで下落。NY時間、7月ADP雇用統計や4-6月期米雇用コスト指数が予想より弱い内容となるとドル売りが先行し、ドル円は23時過ぎに149.62円まで下落。
FOMCでは、市場予想通り政策金利を5.25-5.50%で据え置きを決定。パウエルFRB議長は会見で「FOMCは利下げに近づいているという感触を得ている」「9月FOMCで利下げが選択肢になる可能性ある」と述べ、9月利下げの可能性に言及すると、ドル円は149.60円まで下落。
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