ドル円、8月米雇用統計や要人発言を受け141円台から144円台で乱高下。
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【9/6相場概況】
東京時間、ドル円は、日経平均の軟調によるリスク回避の円買いや時間外の米10年債利回り低下を受け142.36円まで下落。欧州時間、欧州株が安く始まるとリスク・オフの円買いが先行。米長期金利の低下もあり、ドルは142.05円まで下落し、その後は143円前後まで買い戻された。NY時間、8月米雇用統計ではNFP(非農業部門雇用者数)が前月比14.2万人と予想の16.0万人を下振れ、平均時給が前月比0.4%と予想の前月比0.3%と上振れ、失業率は4.2%と市場予想通りとなった。ドル円は先に平均時給予想上振れに反応し144.02円まで上昇後、NFP予想下振れに反応し142.01まで急落と乱高下。その後、米10年債利回りが上昇すると143.90円前後まで上昇。その後、NYダウ平均の急落を受けリスク・オフの円買いが先行。ウォラーFRB理事が「適切であれば利下げの前倒しを支持」「現在の一連のデータは行動を必要としている」と発言すると、ドル円は141.76円まで下落。
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