EA職人が本日発表予定の経済指標解説0002JOLTS求人件数、ISM製造業景気指数ほか
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2024年10月1日アメリカ経済指標前の記事です
本日の経済指標は…- PMI(購買担当者景気指数・確報値)09月
- 建設支出 08月
- JOLTS求人件数 08月
- ISM製造業景気指数 09月
PMI(購買担当者景気指数・確報値)09月
製造業、非製造業、コンポジットの中で最も注目されるのは製造業ですが、9月の速報は…それは酷いモノでした。
昨日の経済指標記事でもお話ししましたが、アメリカの製造業はズタボロです。本日はその確報値が発表されます。
製造業関連の他の指数も全て「不況」を示しているので、こちらの確報値も50を上回ることはないでしょう。
建設支出 08月
3MMは3カ月移動平均です。公共工事、民間建設、いずれも逓減していることが分かります。特に7月は前月比でマイナスになりました。
ですが、グラフの期間を広げて見てみるとリーマンショックが落ち着いた2011年以降右肩上がりになっていることも分かります。
そうすると現在の逓減は季節性だったり一時的な物かも知れない…と推測できます。
JOLTS求人件数 08月
雇用統計の直前に発表されることもあり注目度が高い指標です。私はこの指標をご覧のように失業者数と重ねて分析しています。
すると説明が不要なぐらい一目瞭然なことが起きていると分かります。
失業者数の増加、求人倍率の低下…これで本当に「アメリカは景気がいい!」と言えるのでしょうか?本日のJOLTSに注目です。
前回までのNFPも表示しておきます。前月比を見ると雇用者数が逓減していることが分かります。
この結果に加え、2023年度の雇用者数は下方修正されることが決まっています。
ISM製造業景気指数 09月
この指標の先行指標となるシカゴ購買部協会景気指数↓は、ほぼ前回と変わらずでしたので今回の指数も前回とほぼ同じ結果になると予想されます。
こちらも雇用統計の先行きを占う指標ですので要注目です。こちらは前回の結果。
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