中間選挙終了でリスクオン相場! ~11月8日の注目点とスケジュール~
◎本日の注目点
1)米中間選挙終了
リスクイベントであった中間選挙が想定通りの結果で終了しました。 マーケットは結果を消化して、落ち着きを取り戻しつつあるように感じます。 株価、VIX指数、長期金利等を見ると、リスクイベント備えていたものが、巻き戻しているようです。 リスクオン相場に入っているようで、オセアニア通貨は買われています。
リスクオン相場がどこまで続くか注目です。
昨日の中間選挙後の戦略は以下にまとめています。
ユーロドル売り戦略、米中間選挙終了で戦略会議! ~11月7日のユーロドル売り戦略~
2)FOMC
本日は、FOMCが開催されますが、記者会見なしの開催会なので政策変更はないと思われます。 12月の利上げは確実視されている中で、注目は来年以降の利上げ回数に注目が集まっています。 なので、注目は声明文です。 利上げ見通しの変更と、景気見通しの変更です。 また、保護主義政策などの影響があるのかどうかに注目していきたいと思います。
3)欧州リスク
来週13日に、イタリアの予算案修正期限です。 イタリアと、EUの対立が深まっている中で、欧州全体で極右政党の動きが騒がしくなっています。 トランプ大統領の元選挙参謀スティーブ・バノン氏が欧州入りして、極右政党のトップと繋がってきているようです。 その他でも、各国で極右政党が躍進してきています。 イタリアの予算案関連発言と、各国極右政党の動きに注目したいと思います。
4)Brexit交渉問題
Brexit交渉の合意期待からポンドの上昇が続いています。 ただ、確報が出てきているわけではなく、いつ否定報道や反対報道が出てきてもおかしくありません。 中でも注目されているのが、11月の臨時EUサミットが開催されるのか!? というところかだと思います。 合意や臨時EUサミット開催と確報が出てくるとポンドは一段高! 逆に否定報道が出てくると、ポンドは巻き戻しの売りが出てくると思います。 Brexit交渉関連報道に注目したいです。
◎本日のイベントスケジュール
11/8(木曜日)
16:00 EUR ドイツ貿易収支
16:45 EUR フランス貿易収支
18:00 EUR ECBマンスリーレポート
23:00 MXN CPI(消費者物価指数)
11/9(金曜日)
00:20 EUR ドラギECB総裁発言
04:00 USD FOMC政策金利・声明文発表
09:30 AUD RBA四半期金融報告書
10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)
◎週間スケジュール
米中間選挙、投開票! 世界的にリスクを見直す1週間 ~11月5日週の見通しとスケジュール~
◎記録室
↓↓↓昨日の株価、長期金利、要人発言は以下にまとめています↓↓↓
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