中間選挙結果発表! 動きだす為替市場! ~11月7日の注目点とスケジュール~
◎本日の注目点
1)米中間選挙の結果と各市場の反応
米中間選挙は、開票作業に入っています。 出口調査や、州ごとの結果が出てくるたびにマーケットは反応しそうです。
東京市場(開票作業・出口調査)→ロンドン市場(開票終了・結果判明)→ニューヨーク市場(マーケットの反応)→東京市場(各マーケットの影響)
このように、最初に影響を受けるのは東京市場です。 東京市場では、為替はもちろん株価にも影響が出るのではないかと思います。 昼過ぎには、大勢が判明するとみられています。 下院では、接戦が予想され結果判明まで時間がかかりそうです。
欧州・ロンドン市場では、結果が判明していると思われ、本格的にマーケットの反応が見られると思われます。 また、結果を受けてトランプ大統領の発言やツイートに注目です。
ニューヨーク市場では、本格的に結果を織り込み始めると思われます。 また、中間選挙をリスクととらえ、動きを控えていた人たちが動き出すと思われ、各通貨にトレンドが出始める可能性があります。
明日の東京市場は、ロンドン・ニューヨーク市場の流れを受けて、前日とは違う状況になる可能性があります。
本日は目まぐるしく、方向性が変わる可能性があります。 今後の流れを見極める1日となります。
2)RBNZ政策金利発表
本日発表のNZ失業率がかなり強い結果となりました。 この結果を受けて、明日すぐに利上げとはならないと思いますが、次の利上げ時期の前倒しや、タカ派な内容の声明文となればNZドルは買われるのではないかと思います。 特に、オセアニア通貨は低水準にあると思われ、利上げ観測が出てくれば大きな買いが出てくるのではないかと思います。 明日の声明文に注目したいと思います。
3)Brexit交渉と英議会
ポンドはBrexit交渉の合意期待から、ジリジリと上昇を続けています。 昨日はメイ首相が英議会を招集し、Brexit案の理解を求めるとしています。 英議会は秘密裏、記者などを入れないクローズドで行われた模様。 ここで、英議員たちから支持を取り付けることが出来たのか注目です。
EUと合意できたとしても、英国内で支持されなければダメになるし、英国で支持され手も、EUと合意出来なければ意味がない。
EUと英国内の調整をしていく、最終段階にきていると思われます。 どちらかが合意や支持と報道されればポンドは買われ、どちらかが批判的な発言や報道が出ればポンドは売られる状況です。 発言やヘッドラインに注意していきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
1/7(水曜日)
米中間選挙・開票作業
11:00 NZD 予想インフレ率
17:30 GBP Halifax住宅価格指数
19:00 EUR 欧州 小売売上高
11/8(木曜日)
00:00 CAD IveyPMI
00:30 USD 原油在庫量
03:00 USD 30年債長期金利入札
05:00 NZD 政策金利・声明文発表
◎週間スケジュール
米中間選挙、投開票! 世界的にリスクを見直す1週間 ~11月5日週の見通しとスケジュール~
◎記録室
↓↓↓株価、長期金利、要人発言は以下にまとめています↓↓↓
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