ドル円、欧州時間に地政学リスクで急落となるが、NY時間は買戻しが先行。
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【11/19相場概況】
東京時間、ドル円は、加藤財務相による円安けん制発言を受け153.96円まで下押しとなるが、その後は154.50円台まで上昇。欧州時間、対ユーロでドル買いが先行し、ドル円は一時154.65円まで上昇。その後、ロシアとウクライナを巡る地政学リスクの高まりから、スイス買い・円買いが先行するとドル円は153.27円まで急落。NY時間、ラブロフ露外相が「ロシアの核ドクトリンは米国のものと変わらない」「核戦争を起こさないことがロシアの立場」と述べた。また、「米政府はロシアの核ドクトリン改定に反応しない方針を示唆した」との報道や、国際原子力機関(IAEA)が「イランは核兵器級に近いウランの生産停止に合意」「イランと核施設への査察官受け入れについて合意」と発表すると、ドル円は買戻しが先行し154.79円まで上昇。
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