仮想通貨相場分析【1月28日】
AI の不安定さの中でビットコインが回復: 仮想通貨市場は月曜日の夜に反発し、ビットコインは週末の 97,740 ドルへの下落から回復し、102,000 ドルまで上昇しました。この 4.4% の上昇は、AI 企業 DeepSeek の破壊的な発表によって引き起こされた不安定さに続くものですが、ビットコインは 1 月 20 日の史上最高値 109,000 ドルを 6.5% 下回っています
クロノス・リサーチのアナリスト、ドミニク・ジョン氏はデクリプトに対し、「AI民主化が市場に与える長期的な影響についての楽観的な見方によって推進されている」傾向の中で、「投資家がお気に入りの暗号資産に再配分しているように見える」ことから、「顕著な回復」が見られると語った-decrypt
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昨日ビットコインは10500ドル付近から一気に97000ドル付近まで下落し、その後反発上昇しています。
DeepSeekは中国のAIで東大の問題をchatGpt(有料版)と比較し、ほぼ同じスピードで解くことができ、また無料だということでアプリストアでも1位となっています。
しかしながら、中国の国際問題については政府の意図にある回答を行うなど、政府の検閲等大きく関与していることもあり、疑問視されています。
それ以外の回答であれば、chatGPTを除くその他のAI(グーグルのgemini等)より優れているいう意見を目にします。
確かに低コストで短期間で開発したところはどうも不可解な点がありそうな気がしています。
ビットコインについてはテック企業の株に引っ張られることもあるため、その要因が大きいのではないでしょうか。
ビットコインは昨年12月からの価格水準でレンジ相場として価格がある程度の幅で言ったり来たりしています。
そしてそれ以外ではSUIやSOL、XRPの一部の通貨では最高価格更新。
しかしながらそれ以外の通貨では上がっては下げるのですが、下げのほうが大きくジリジリ価格が下がっている印象です。
イーサリアムやそれに関連した銘柄はパフォーマンスがあまり震わしくありません。
ただイーサリアムのエコシステムは以前として巨大で価格のパフォーマンスだけでは測れないと思います。
◯仮想通貨の大統領令がついに
トランプ大統領「仮想通貨大統領令」に署名
・米国を仮想通貨市場のリーダーへ
・仮想通貨準備金構築、評価のグループ設立
・CBDCの促進や発行を禁止
など「ビットコイン準備金」ではなく「ステーブルコインを含む仮想通貨準備金」
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選挙中の内容とは少し控えめになっていますが、非常にポジティブな内容と言えます。
仮想通貨準備金という内容ですが、具体的にビットコインとは発言していません。しかしながらデジタル委員会についてビットコイン備蓄を発言した議員が選出されるなど、米国が保有しているビットコインを売らない。そして戦略的備蓄について検討するという内容となっています。そして実際にその人選が行われています。
またこれ以外にドルに連動したステーキングコインの取引についても対象になっており、ブロックチェーンを積極的に利用した取引について進めていく考えとなっています。このステーブルコインも米ドルを有利に勧めるための要因の一つと言われています。
いずれにしても国家的に仮想通貨、ビットコインに対して運用を検討していく内容となっており、前バイデン政権と比較しても非常に前向きな内容と言えます。
◯世間でのビットコインの反応
あまり投資をしていない知人からビットコインの相談が来るようになりました。
知り合いの子どもが大学受験でこれからお金がいるからビットコインを買って運用した方がいいと悩んでいる。これかも価格が上がるのか?
とった感じの内容です。
ある程度の資金力がないと短期間で利益を出すのは難しく中長期的に運用することが必要となっています。そしてとても大事なことは、買う本人がビットコインが将来的に価値を上がっていくという展望を持っているか。
私が少しアドバイスをしたからといって、ビットコインが将来的に暴落した元本割れした際にはおそらく手放すのではないでしょうか。
大事なのは買う人がビットコインのことについて知ってその展望を持つことだと考えています。
◯メルカリがNFT事業を発表
株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、2025年1月28日より、「メルカリ」でNFT※1の取引ができるNFTマーケットプレイス「メルカリNFT」の提供を開始いたします。「メルカリ」から、海外大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」で扱う人気NFTの購入・出品※2が可能となり、従来のモノの売買ができるマーケットプレイスから、デジタルマーケットプレイスへと事業の拡大を開始しますーメルカリ
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フリマアプリであるメルカリはいち早くビットコインをアプリに導入した企業でもあります。
今回NFT(ノンファンジブルトークン)を導入するということで、一体どのような狙いなのでしょうか。NFTはブロックチェーン上で管理されたデジタル資産でメルカリ上で出品したり買ったりすることができます。
NFTは数年前の人気のあとに今は下火傾向であると言えます。
デジタルなので物理的なものではありませんがアート分野などは人気で、会員権などの役割も併せ持つ取ったものでしょうか。このタイミングで出してきたのはどんな意図があるのか興味深いです。
※有料購読部分では一歩踏み込んだ銘柄分析を行っています。 ビットコイン、イーサリアム以外でも一歩踏み込んで投資を取り入れていきたい。今後の仮想通貨市場の流れを知り、その波を掴みたい。という言う方は購読を検討されてみてください。リサーチは継続することがとても重要です。
(本記事は2016年から配信をしております)
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