アメリカ大手ECサービスのOverstock社が仮想通貨・ブロックチェーン事業に本格参入!
アメリカECサイト(eコマース)大手のOverstock社が、今現在収益の中心である小売事業を近いうちに売却し、仮想通貨・ブロックチェーン技術にフォーカスする意向であることが明らかになりました。
今回の報道は23日、ウォールストリートジャーナルによってなされたものです。
Overstcock社が仮想通貨・ブロックチェーンに注力するが小売業はどうなる?
以下の3点を解説します。
- なぜ仮想通貨・ブロックチェーンに注力するのか?
- 収益の中心である小売事業はどうなる?
- Overstock社の株価の動きは?
なぜ仮想通貨・ブロックチェーンに注力するのか?
Overstock社が出資しているブロックチェーン企業の1つに「tZero社」があります。
2015年8月、Overstock社CEOであるPatrick Byrne(パトリック・バーン)氏は、タイムズスクエア放送スタジオを貸し切って豪華に最新プロジェクトの発表パーティーを行い、その時にブロックチェーンプロジェクトの一環として「tZero」を立ち上げました。
つまり、Overstock社は2015年以前より、仮想通貨とブロックチェーンに注目していたということですね。
tZeroの立ち上げから約3年がたった今、同社はまだ商業化されておらず、月に何百万ドルもの損失を出している状況です。
これらを踏まえOverstock社CEOのPatrick Byrne氏は、小売事業を売却してまで仮想通貨・ブロックチェーンに注力する理由を次のように語りました。
tZeroが月に200万ドルの損失を出しているかどうかは問題ではない。
我々は仮想通貨やブロックチェーンの未来に賭けている。
今後はブロックチェーンに関連したスタートアップへの投資事業を手掛けるMedici Centures社にリソースを注いでいく。
収益の中心である小売事業はどうなる?
Overstock社はアメリカのECサイト大手ですので、もちろん収益の大部分を小売り事業が占めています。
今回の報道で同社が仮想通貨・ブロックチェーン事業に注力していくことが明らかになりましたが、小売り事業はいったいどうなってしまうのでしょうか?
それを知るうえで重要なポイントは以下の3つです。
- 小売り事業は売却する
- 売却先は明らかになっていない
- 売却は2017年以前から考えていた
Overstock社は、今までの収益の中心であった小売り事業を他社に売却し、本格的に仮想通貨・ブロックチェーン事業に参入することを表明しています。
売却先の名前は明らかになっていませんが、小売り事業の売却は2017年以前から考えていたとしており、少なくとも2019年2月には売却取引を終える予定です。
Overstock社の株価の動きは?
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