仮想通貨相場分析【2月18日】
ビットコインは、現在94000ドルの水準にいますが、昨夜の96000ドル付近から下落しています。
アルゼンチンのミレイ大統領が宣伝し発行されたLIBRAという仮想通貨について信憑性が問われており、そのLIBRAがソラナ上で発行されたため、ソラナの通貨であるSOLが売られてそれに市場が引きずられたと言われています。
先月トランプ氏の公式仮想通貨もソラナ上で発行されています。以前はイーサリアムメインで通貨が発行されることが多かったのですが、最近はこのようにソラナについてもよく聞くようになりました。※ソラナの通貨SOLはビットバンクを始め国内取引所で取り扱いあり。
ビットコインの価格は昨年の11月後半からの価格帯からのレンジ相場内にあり、レンジの下限付近に位置しています。
また今月に入って価格は下落基調であり、価格の変動も落ち着いてきているようです。
2月のビットコインはアノマリー的に上昇すると言われていますが、今の相場状況を見るとあまりそのような感じは見受けられません。
ですが、ビットコインもしくはブロックチェーンを利用した取り組みについてはニュースが増えてきており、それはポジティブだと思っています。
価格についてはあまりパットしませんが、大きな視点でみて流れは出てきており、今の段階で資金を入れる検討をしている投資家もちらほら見かけます。
◯FRBパウエル氏
FRBパウエル議長はステーブルコインが好きだと発言
パウエル議長「私たちはステーブルコインの規制枠組みを整備するための取り組みを強く支持します。ステーブルコインは消費者や企業にとって大きな将来性があるかもしれません」
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このようにFRBについてもブロックチェーンを使った取引について認めるなど姿勢を以前から変えてきています。
ステーキングはドルなどの法定通貨に連動した仮想通貨ですが、カード会社のマスターカードも積極的に取引に利用するなどその活用用法が注目を集めており、仮想通貨市場のポジティブな内容として大きく注目を集めています。
最近はイーロン·マスクが政府の情報をブロックチェーン上で管理する提案をするなどブロックチェーンを利用したサービスの情報が出始めています。
◯イーサリアムのステーキングのETFが申請される。
Cointelegraphによると、CBOE BZX取引所が資産運用会社21Sharesに代わって、同社のスポットイーサ上場投資信託(ETF)にステーキングを組み込む申請を行った後、イーサの価格は3.5%上昇した。CoinMarketCapの報道によると、イーサ(ETH)は当初2,776ドルまで急騰し、その後2,729ドルまで下落した。21Sharesは、承認を待って、スポットイーサETF商品内でイーサのステーキングを提供する最初の企業になることを目指している。同社は、2月12日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した書類で詳述されているように、信頼できるステーキングプロバイダーを通じて、定期的に信託のイーサの一部をステーキングする予定である。この書類では、信託にイーサのステーキングを許可することで投資家に利益をもたらし、イーサの保有に関連するリターンを追跡する信託の能力を高めることを強調しているーバイナンス
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ステーキングはETHを預けることで金利が受け取れる仕組みです。現在イーサリアムのステーキングは2.5%から7%と言われています。
証券としてイーサリアムを保有しつつ金利が受け取れることは、ビットコインにはない仕組みでイーサリアムの強みとなり、これが承認されるとだいぶ見方も変わってくるのではないでしょうか。
◯ビットコイン恐怖指数
ビットコインの恐怖と強欲指数は50~中立
現在の価格: 97,780ドル
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ビットコインの恐怖指数が現在50と中間にいちしてます。この指数は以前は90近かったのですが、ここ最近は低迷中で、買い控えにもつながってくる指標です。しかしながら恐怖指数で15ー20付近で買うのがパフォーマンスが一番高いと言われていますが、なかなかそこまで下がって買うのは勇気がいる場面でもあります。
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(本記事は2016年から配信をしております)
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