DAY 7:一週間のまとめ&質疑応答
ここまでの1週間(DAY 1~6)では、トレーダーとしての考え方から始まり、トレード基礎用語、チャート分析(ローソク足・プライスアクション)、ファンダメンタルズの基礎、資金管理、そしてメンタル管理まで、一連の重要トピックを学んできました。
今日はその総仕上げとして、学んだポイントを整理しながら、一週間を振り返る内容にしていきましょう。
1. DAY 1~6のおさらい
DAY 1:トレーダーとしての考え方を整える
- キーワード:トレードを“ビジネス”と捉え、損失は“コスト”、利益は“売上”という発想。
- 学びのポイント:トレードをする目的や目標を明確にし、“仕組み化”を視野に入れることで将来的に安定した収益源を作りやすい。
DAY 2:トレード用語と基本概念のおさらい
- キーワード:pips、ロット、スプレッド、レバレッジ、証拠金、買い・売り、テクニカル&ファンダメンタルズ。
- 学びのポイント:基礎用語を理解しておくと情報収集がスムーズになり、トレードアイデアを組み立てやすくなる。
DAY 3:チャートの仕組み – ローソク足とプライスアクション
- キーワード:陽線・陰線、ヒゲ(上ヒゲ・下ヒゲ)、包み足(エンゴルフィング)、ピンバー。
- 学びのポイント:ローソク足形状から売り手・買い手の攻防を読み取る“プライスアクション”は、テクニカル分析の土台。
DAY 4:ファンダメンタルズの基礎 – 経済指標と相場の関係
- キーワード:雇用統計、FOMC、政策金利、CPI、GDP。
- 学びのポイント:重要指標が出るタイミングは相場の急変動に注意。リスクを取るか避けるか、ポジション管理をしっかり行う。
DAY 5:リスク管理 – 資金管理とポジションサイジング
- キーワード:1トレードあたりの許容損失、リスクリワード比、勝率、連敗対策。
- 学びのポイント:どんな手法でも“資金管理”を徹底しないと、大きなドローダウンで退場リスクが高まる。ロットサイズは損切り幅から逆算する。
DAY 6:メンタル管理 – 損切りへの抵抗をなくす
- キーワード:損失回避バイアス、プロスペクト理論、サンクコスト効果、ルール化。
- 学びのポイント:損切りを“必要経費”と割り切る思考法を身につけると、精神的な負担が軽くなり、結果的にトレードが安定していく。
2. ここまでの学習で確認すべきポイント
自分の目標は明確になっていますか?
- 例えば、「毎月プラス5万円を目指す」「本業以外の安定収入を作りたい」など。
- ゴールがはっきりすると、学習や検証のモチベーションが上がります。
基礎用語は理解できていますか?
- 「1pipsがいくらの損益になるか」「ロットとは何か」などスラスラ説明できればOK。
- あいまいなところがあれば、再チェックしておきましょう。
チャートを見る習慣はつきましたか?
- 1日10分でも、ローソク足やプライスアクションを観察する時間を作る。
- 「上ヒゲの長い陽線が出ているけど、これは何を示してるんだろう?」と考えるクセをつけると上達が早い。
ファンダメンタルズ分析に抵抗はありませんか?
- すべてを詳しく把握する必要はありませんが、主要な指標の発表日や注目されやすいイベントは押さえる。
- 簡単な経済カレンダーをチェックする習慣を持ち、指標前後のリスクを意識してポジションを調整する。
資金管理や損切りルールを実践できていますか?
- ロットは常に“損切り幅”と“許容リスク”から逆算して設定する。
- エントリーと同時に逆指値を入れる習慣は身につきましたか?
損切りがスムーズに行えるようになりましたか?
- 連敗やドローダウン時、マイルールを破っていないか?
- “早めの損切り”で次のチャンスに備える考え方は浸透しましたか?
3. 質疑応答コーナー
ここでは、これまでに寄せられた質問をいくつかピックアップして、回答します。
Q1:どうしても損切りできないときはどうしたらいい?
- A:エントリーする前に、必ず“逆指値注文”を入れる癖をつけましょう。手動で注文を閉じるのではなく、最初からシステム的に損切りラインを設定しておくことで「切りたくない」という迷いをなくします。
Q2:ロットを増やしたいけど、いつ増やすのがベストですか?
- A:少なくとも“安定して勝ちパターンを作り、ドローダウンが許容範囲に収まる”ことが確認できてから。1ヶ月や3ヶ月連続でプラスになったら、その利益分を回して少しずつロットを上げるやり方もあります。
Q3:指標発表時にポジションを持つのはやはり危険ですか?
- A:危険度は高まりますが、短期トレードのチャンスでもあります。初心者のうちは“大きく動く可能性”を理解した上で、ポジションを最小限にするか見送るのがおすすめ。経験を積むと、指標の直後の動きに慣れてくる場合もあるので、まずは慎重に。
Q4:裁量トレードが苦手なので、最初から自動売買だけでもOK?
- A:OKですが、ある程度は裁量トレードの基礎知識も身につけておいた方がEAの設定や相場変動時の対策がしやすくなります。EAの得意な相場・苦手な相場を知るには裁量の視点が役立ちますよ。
4. 今後の学習の進め方
(1) 引き続き基礎を固める
DAY 8以降はテクニカル分析のさらなる掘り下げや、ハイブリッドな運用(裁量×自動売買)を見据えた話題も扱います。
一つひとつを**「実際にチャートで見る→自分で使ってみる→疑問が出たら再度学ぶ」**というサイクルで定着させていきましょう。(2) 小さな成功体験を積む
デモ口座でも小ロットでもいいので、**“ルールを守って勝てた”**という経験を積むとメンタルの安定に繋がります。
とにかく実践→振り返りを繰り返しながら、少しずつリスクを上げるのがおすすめです。(3) 質問や悩みはこまめに共有
トレードは孤独な作業にもなりがちですが、同じ目標を持った仲間がいるとモチベーション維持がしやすいです。
コメントやSNSを活用しながら、疑問点やアイデアを気軽に投げかけてみてください。
5. まとめ & 次回予告
まとめ
- 1週間(DAY 1~6)で学んできた内容は、今後の60日間学習の“基礎の基礎”と言えるパート。
- “裁量トレードの基礎”と“自動売買への入り口”を両方意識して学べると、トレードの幅が広がりやすい。
- 特にリスク管理とメンタル管理は、今後もずっと意識して習慣化していきましょう。
次回(DAY 8)から
- テクニカル分析をさらに掘り下げていく予定です。移動平均線、RSI、MACD、ボリンジャーバンドなど、実際に使える具体的な指標や分析手法を取り上げていきます。
- 「自分に合ったテクニカル指標は何だろう?」という疑問に答えつつ、裁量+自動売買へ繋げる視点も少しずつ導入していきます。
自動売買に興味がある方は↓コチラもよろしくお願いします。
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