来年末にはBTCの価格が最高値:仮想通貨暴落で51%攻撃リスクが増加もQuoinex社長柏森加里矢が強気の予想!
仮想通貨取引所Quoinex(現リキッドバイコイン)の柏森加里矢CEOは12月4日、アメリカ大手メディアであるBloombergTVのインタビューに答え
「現在のBTC弱気相場の底は近い。
来年末までには、仮想通貨BTCが最高値を更新するだろう」
という強気な予想を語りました。
柏森CEOのBTC価格予想とその理由
仮想通貨取引所Quoinex(現リキッドバイコイン)の柏森加里矢CEOはBloombergTVのインタビューで、以下2点を理由に「仮想通貨の弱気相場の底は近い」との予想を展開しました。
- マイニング業者の廃業が相次いでいる
- 日本国の仮想通貨整備が整い始める
マイニング業者の廃業が相次いでいる
柏森CEOは「マイニング業者の廃業が相次いでいる」ことが、仮想通貨市場にとってポジティブ材料だと分析しました。
BCHの分裂騒動から始まったBTCの暴落と、それに伴う仮想通貨市場全体の下落相場は今もなお続いており、BTCのマイニング(仮想通貨の採掘)において損益分岐点を下回るケースが多々発生しています。
それにより、マイニングに特化したマイニング業者の多くが廃業に追い込まれているのが現状です。
中国のマイニングプール大手F2プールのマオCEOが公表した価格水準のリストによると、BTCマイニングにおける損益分岐点は3891ドル~1万1581ドルです。(マイニング機器の性能によって誤差有)
しかし、マイニング業者の相次ぐ廃業は「51%攻撃(※1)」のリスク増大の要因となります。
51%攻撃とは悪意のあるグループまたは個人により、ネットワーク全体の採掘速度の 51%(50% 以上)を支配し、不正な取引を行うことです。
ネットワーク全体の採掘速度の51%を保持すると、価格操作が出来る様になります。
ですが、ネットワーク全体の採掘速度の50%以上を確保することは非常に高コストとされていて、現実的には51%攻撃を行うことが難しいとされています。
12月3日、2週間ごとに更新される「BTCの採掘難易度」が公表され、「採掘難易度が史上2番目の下げ幅を記録している」という驚きの結果が明らかになりました。
採掘難易度は言葉の通り「BTCをマイニングする際の難易度」を示します。
つまり採掘難易度が下がれば下がるほどマイニングが容易になり、「51%攻撃」のリスクが増大するということです。
その他にも、以下のような流れが生まれることで、マイニング力が一か所に集中し「51%攻撃」のリスクが増大するケースも考えられます。
- 相次ぐマイニング業者の廃業
- 様々なマイニング業者の統合が進む
- マイニング力が一か所に集中する
日本国の仮想通貨整備が整い始める
さらに、柏森CEOは「日本国の仮想通貨整備が整い始める」ことにより仮想通貨市場も回復に向かうだろうと予想しています。
柏森CEOによると、2017年~2018年にかけて「業務改善命令」をうけた仮想通貨取引所のほとんどが、その命令に従って改善をほぼ完了させており、来年からは新たなスタートを切れるといいます。
また、ほとんどの仮想通貨取引所が業務改善を果たしたことで、来年からは金融庁が新たな仮想通貨交換業者やコイン上場の認可も始めるだろうとも予想しています。
柏森CEO:日本はSTOに活路を見出す!?
最後に柏森CEOは.......続きはこちらで⇩
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