米経済のスタグフレーション懸念が広がり、ドル円は149円台へ。
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【3/28相場概況】
東京時間、3月東京都区部消費者物価指数(CPI)が予想上振れとなると、ドル円は150.76円まで売り込まれたが、本邦実需勢のドル買い観測で反発し、昨日高値の151.15円を上抜けて151.21円まで上昇。しかし、日経平均が大幅に下落・時間外の米10年債利回りが低下した事などを受け、150円台半ばへ失速。欧州時間、ドル円は150.36円まで下落。NY時間、2月米PCE(個人消費支出)は予想下振れ・PCEコアデフレーターは予想上振れとなり、インフレの高止まりが示唆された。その後、3月米ミシガン大学消費者態度指数確報値は予想下振れとなったが、1年先・5年先の期待インフレ率は予想上振れ、速報値から上方修正された。スタグフレーションのリスクが大きくなるとの懸念で、NYダウ平均が急落すると、リスク・オフの円買い・ドル売りが先行し、ドル円は149.68円まで下落。
【3/31相場観】
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