ぶっちゃけ【優秀なEA】ってどう選ぶの?
FX
※この記事は11月20日に追記されています。
為替取引をされている方に質問です。
あなたは裁量トレーダーですか?EAトレーダーですか?
それぞれメリット・デメリットがありますが、
「EAって大丈夫?何を基準に選べばいいの?」
というのが本音だと思います。
そこで今回は、実際のEAトレーダーさんへインタビューを行ない、EAを選ぶときの条件を匿名でぶっちゃけてもらいました!
皆さんほぼ共通していたのは、こちらでした。
・フォワード結果がある程度たまっていて、グラフが右肩上がり
・低DD
・ナンピン、マーチンではない
・PF1.5以上
・リスクリターン率
フォワードの期間については「最低半年以上!」という回答がほとんどで、1年は見たいという回答もありました。
低DDに関しては「直近の成績がいいからって手出して、ドローダウン食らって、EAの元取れたからまぁ、いっか。で、終わらせるんだったら長期的な目で見て使える方が絶対いいでしょ。」というトレーダーさんの正直な意見も。
PF(プロフィットファクター)はただ高ければいいわけではなく、1.5~2.0がちょうどいいという意見が多かったです。
一般的にPFが2以上あると取引をするごとに利益が重なっていきますが、1を割り込まない限りはマイナスになることはないので、スキャルピングで取引回数が多いEAの場合はあまり気にしなくて良いとのこと。
ドローダウン関連でいうと、『リスクリターン率※』の高さをチェックされているトレーダーさんもいらっしゃいました。
(※リスクリターン率はドローダウンがあった時に、どのくらいの期間をかけて回復したかという数値になります。)
フォワード計測期間が長く、PFが良かったとしても、リスクリターン率が低い場合は回復力がいまいち…という判断になるようです。
計算するには、以下の式で求めます。
リスクリターン率 = 合計損益 ÷ 最大ドローダウン
そしてリスクリターン率は、2.0以上であることがひとつの目安になります。
ただし、取引回数が極端に少なかったり、指定した計測期間内にあまり取引をしていないEAの場合は高い数値が出てしまうのでご注意ください。
計測期間が長く、ある程度取引回数もあるEAで計算したほうが良さそうですね。
フォワード計測期間1年以上に絞り、リスクリターン率に注目してEAを探してみました!
また、損小利大なEAを探したい!という時に重要なのが、【リスクリワードレシオ】。
勝率とTP/SL(テイクプロフィット/ストップロス)のバランスを考慮したのがリスクリワードレシオで、
リスクリワードレシオ = 平均利益 ÷ 平均損益
なのですが、
簡単にいうとリスクリワードレシオが1(平均利益と平均損失が同じ)であれば、勝率50%以上あれば利益は残っていく計算になります。
あとはリスクリワードレシオと勝率の関係の好み及び、取引回数の頻度の好みを考慮すると良いのではないでしょうか。
・リスクリワードレシオ低め(1以下)なら勝率高め
・リスクリワードレシオ高め(1以上)なら勝率低め
でも問題ありません。
ここまでトレーダーさんの様々な判断基準をお伝えしましたが、条件を基にいくつかのEAをピックアップしてみました。
いかがでしょうか?
GogoJungleではお好みの条件を設定して検索を行なうこともできるんです!
【FXのシストレ検索】
トップページ⇒システムトレード⇒システムトレードFX⇒詳しい条件で検索
それぞれの数値を設定し、通貨ペアでの絞り込みも可能です。
ぜひご活用いただき、最高のEAと出会ってみてはいかがでしょうか。
Written by Kuwabara
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