お金を放牧して健やかに育てる方法 〜トレードしない・トリプルアーブ〜
お金を放牧して健やかに育てる方法
〜トレードがしんどい人のために〜
FX でアービトラージ編 はじめに
はじめまして!!!ぽてとまとです!
この電子書籍はトレードに疲れちゃった人にまったりとお金を放牧することで増やすことをお勧めするためのものです。
その他、お金増やしたいけど、トレードが怖い人のためのものでもあります。
お金の放牧とは相場という大草原に大切な資金を大きくなってこおおおいと言って、解き放つことを言います。
そゆことにしましょう。
そして、そろそろ帰りたいなぁと思ったら、お金たちを連れて皆でお家に帰るのです。
しかし、大草原には崖があったり、狼がいたり、迷子になったりします。
だから柵を設けてあげたり、狼しばいたり、迷子にならないように「しるべ」が必要になります。
崖から落ちちゃわないように、狼に食べられないように、そして迷子になってはぐれてしまわないように守ってあげます。
出来る限り、お金たちが揃って大草原から生還できるようにしたいですよね。
そんなお金の放牧のための考え方と手法の例を紹介します。
*考え方は普遍的なものですが、紹介する例が未来永劫使えるというわけではありませんことご容赦下さいませ。
では、簡単にですが、まずお金たちを放牧する大草原のイメージをお伝えしますね。
・柵とか壁とか
たとえば、日本人の多くはきっとドル円レート 100 円に見えない強固な壁があると信じていると思います。
この壁は結構強固でそうそう破られるものではありません。
が、たまにこの壁が嘘の場合もあります。
スイスフランショックなんてのはその最たる例ですね。
そして本物の壁だって大型巨人の蹴りの一撃でぶち破られるので、絶対ではありません。
・オオカミ
私たちのかわいいかわいいお金を食べようとしくる悪い奴らです。
よくあるのがストップ狩りです。
例えば先程の 100 円の壁のちょっと下には万が一壁が破られた場合の防衛策として、犠牲を払ってでも全滅を
避けるための仕掛けが大量にされています。(損切り設定)
このときオオカミたちは、この壁を崩せないかと虎視眈々と狙っています。
で、壁が老朽化して崩せそうだとみるやいなや総攻撃をしかけてきます。売り浴びせてくるのです。
その結果、壁が崩され大量の損切りが発動します。損切りは売り注文ですから、レートはどんどん下がります。売りが売りを呼び売り
の連鎖がおこり、短時間で我々のお金たちは食い散らかされていきます。
そして、オオカミはお腹いっぱいになったら、また来るからねと言い残し、去っていきます。
・崖とか穴とか
この大草原には崖や穴が沢山あります。
見えているものに関しては近づかない様にすればいいのですが、やっかいなことに見えないものも多いです。
見えない穴にはまると、犠牲がでます。見えない崖に突っ込むと全滅します。
それらをかわそうと躍起になっていると、霧に飲まれて迷子になります。迷子になると少しずつお金が減っていきます。
なんとかしようともがいたあげく、帰り方がわからなくなり、気がつけば、多くのお金たちが犠牲になっています。
私が想定する最大の崖は、レバレッジ 1 倍で保有していればロスカットは絶対にされないと信じて、高金利通貨をロングのみで長期間
保有する場合に次のようなことが起こると、破滅します。
① 大きな含み損の抱えたままブローカー(取引会社)倒産
② 大きな含み損を抱えたまま取引中止による強制決済
皆様はお使いのブローカーが 10 年以内に倒産していないと言い切れますでしょうか。
また、オセアニアを除く高金利通貨の国は、えてして経済的に不安定です。
不安定だから高金利なわけですが、その国が 10 年以内にデフォルトしないといいきれますでしょうか。
私にはこのリスクを受け入れることはできませんでした。
長期保有にはこの絶対に大損が確定する崖があることは忘れてはいけません。
この様に大草原の全体を見渡せばそこはまるで魔界村のようです。
そう。。。残念ながら、なんと我々が夢描き、憧れた未開の地はただの魔界村だったのです。
しかもその魔界村を目隠しの状態で進め!!と命じ、9 割のトレーダーさんは、お金たちを解き放っているのです。
そりゃ・・・悲しいかな、全滅もしますわ。
・ぽかぽかした場所
魔界村にも穏やかな日差しが差込み、鳥たちが歌い、オオカミさえも昼寝をするようなぽかぽかした場所はないものでしょうか。
穴があっても、「あははぁ、つまずいちゃったぁ」
くらいで済まされるようなポカポカした場所はないのでしょうか。
ん〜。。。。
どうやらそれはあるぽいです。
あるぽいのですが、簡単にいけそうで、実はそこまで簡単ではないようです。
と、いうことでこの度はその簡単そうで簡単ではなさそうな場所にたどり着くための「しるべ」になるべく筆を取った次第です。
ここまで相場をファンǿジックに表現してみましたが、本書で皆様にお伝えしたいのは、
FX 口座を定期預金口座のように扱い、銀行の金利(1 年もの年利0.2%)の約 30 倍から 70 倍の金利をほぼノーリスクで得よう!
っていう魂胆とそのための方法論、及びリスク管理のイロハです。
ではこれから本文にて上記を紹介させて頂きますね。よろしくお願い致します!!
さて、そろそろ本題に入ります。
ぽかぽかできるお金の放牧地を得るために、世界三大利殖法のひとつであるアービトラージという方法を用います。
・アービトラージについて
まず、アービトラージについて簡単に説明します。サヤ取りともいいます。
一言でいうと異なる場所で、同じ時に同じものを「買う・売る」を同時に行うとなぜかお金が増えることを言います。
以下に具体例をあげます。
例えば、近くのスーパーで 350ml のビールを 180 円で買ってき
て、すぐに 500 円で映画館内で売る。
これがアービトラージです。なんかすごく当たり前ですね w
ポイントは「すぐに」ってところです。これを FX でやります。
イメージとしては先程のビールのお話と同じです。
こんな感じです
A 社では毎日スワップポイントを 50 円で売っているので仕入れま
す。:-50 円
B 社では仕入れたスワップポイントを 150 円で毎日買い取ってく
れます:+150 円
50 円で仕入れ、150 円の売上ですから 100 円の営業利益です。
*申込さえすればこれを毎日自動でやってくれます。厳密にはまったく仕組みは違いますが、こう理解すると楽しくなり
ます(笑)
なんてことはありませんね!!仕組みはただの商売ですね。
では一体、なにでアービトラージを行うのかですが、今回はTRY/JPY(トルコリラ/円)という通貨ペアを例にします。
*この「なにで」の部分は時節や時代によって変化しますので絶対ではありません。
2017 年 1 月現在において、この通貨ペアでアービトラージを行うこと自体はなにも目新しいことはありません。
検索していただければ、いくらでも情報はあります。
それでは執筆している意味がありませんので、巷には溢れていないテクニックを紹介しますよ!!というのが本書の勘所です。
そのテクニックというのが、トリプルアーブと言われるものです。
言われていますと言いましたが私がそう名付けました(笑)。
通常のアービトラージでは TRY/JPY を異業者間で両建て状態にします。
そうして為替損益が発生しないようにするわけです。
そしてその結果、例えば TRY/JPY を 10 万通貨両建てると 1 日あたり 200 円くらいのスワップ収入を得ることになります。
それが 550 円くらいになる方法が実はありまして。。。。それがトリプルアーブなのですっていうお話を紹介致しますです!
・そのまえに、トリプルアーブのためのお勉強
具体的な説明の前にちょっと算数のお勉強です。
*通貨合成をご理解されているかたはとばして頂いても問題ありません。
AUDNZD という通貨ペアは AUD/NZD と、表記されます。この「/」は実は分数の棒です。
したがって、AUD÷NZD となるわけです。
そして、これはちょっと無理やりですが、
AUD/JPY÷NZD/JPY と書いてもいいのです。
なぜなら、AUD/JPY×JPY/NZD を約分すると、AUD/NZD になるでしょう!
上記を見やすくまとめます。
AUD/NZD
=AUD÷NZD
=AUD/JPY÷NZD/JPY
=AUD/JPY×JPY/NZD
=AUD/NZD
*JPY のところはなんでもいいです YO!
続きまして為替のお勉強です。
AUD/NZD の取引には 2 つあります。
ロングとショートですね。
AUD/NZD をロングするとは、右側の通貨である NZD を差し出して、AUD を手に入れることを意味します。
これを NZD を売って、AUD を買うといいます。
なお、AUD/NZD をショートするとは左側の AUD を売って NZDを買うことを意味します。
さて、ここで再び算数です。
先程見た、計算式ですが、ロングの場合をかんがえます。
AUD/NZD のロング
=AUD を買う÷NZD を売る
=AUD を買う/JPY÷NZD を売る/JPY
=AUD を買う/JPY×JPY/NZD を売る
=AUD を買う/NZD を売る
これは、左の通貨を差し出して、右の通貨を得ていますので、つまり AUD/NZD のロングですね。
このとき
AUD を買う/JPY×JPY/NZD を売るを
AUD を買う/JPY と NZD を売る/JPY
に書き換えることができます。
*掛け算ができなくなって「と」になります。
これすなわち
AUD/NZD のロングは
AUD/JPY ロングと NZD/JPY ショートに分けれるぞ!!と、いうことを意味します。
これで、AUD/NZD を取り扱っていないブローカーで AUD/JPY
と NZD/JPY を組み合わせることで擬似的に AUD/NZD をロングできるようになりましたね。
*途中の計算、ややこしくてすいません。
この結果だけ知ってくれるだけでも OK です。同様に
AUD/NZD のショートはAUD/JPY ショートと NZD/JPY ロングに分けることが可能です。
と、いうことは
AUD/NZD の両建ては通常以下の通りですが、
・AUD/NZD ロング
・AUD/NZD ショート
代わりに以下の 3 つのポジションで再現できます。
・AUD/NZD ロング
・AUD/JPY ショートと NZD/JPY ロング
この状態で利益をあげることをトリプルアーブといいます。
・TRYJPY でシミュレーション
さて、いよいよ TRY/JPY でトリプルアーブをやってみます。
① 通常はこうです。
A 口座:TRY/JPY をロング
B 口座:TRY/JPY をショート
② ①を次のようにします。
A 口座:TRY/JPY をロング
B 口座:USD/TRY をロング・USD/JPY をショート
はい!これでぱっとみは OK です!!!しかし、この状態で放牧すると実は為替の値動きの影響を受けてしまいます。
つまり、両建て状態にはなっていないということです。
なぜならば、トリプルアーブによる疑似両建て状態では、単純に全ての通貨ペアを 1:1:1 で保有すればいいということにはならないか
らです。
でも大丈夫です。ご安心ください。そんな穴から皆さんのお金たちを守るためのに本書があります。
無料版はここまでです。
ここまでお楽しみ頂いた⽅、申し訳ありません。
この先は有料版にてご案内させて頂きます。
また、私のサイト「ぽてとまとらいふ」をお読み頂ければ無料版を超えた理解のお⼿伝いができると思います。
こちらのサイトの閲覧は無料です。
有料版はサイト「ぽてとまとらいふ」の不要な部分を削ぎ、また分かりにくい箇所を加筆修正したものになります。
そしてサイトでもご紹介している「ツール」を付属させて頂いております。
*サイトにて表⽰されているツールのインターフェイスと本書有料版に付属する「ツール」には差異があります。
サイト⽤のものは完全に私個⼈のためだけにカスタマイズされておりますが、有料版付属のものはより凡庸性の⾼い設計
にしておりますのでその点、予めご了承下さい。
なお、ツールはマイクロソフト社のエクセルソフトが必要になります。
*mac 版でも動きますが、できれば win 版が望ましいです。
どなたでもカスタマイズ可能なようにマクロ機能搭載しておりません。
また、関数を⾃作して使っているようなこともありませんので、広く⼀般的なエクセルの使い⽅のみで使えるようにしております。
そのため、数式がごちゃごちゃしてしまっているのはお許し下さい。
※本テキストは無料版 「お金の放牧(無料版)」の内容を転載したものです。
【マニュアル+ツールつきセット】
ちょっとかわったアービトラージとぼおおおおおおっとするためのツールです。
【マニュアルのみ】
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これがあれば、ぼおおおおっとできる
よろしいですか?