RSIを使いこなして、裁量トレードを極めていこう
インジケーター信奉者は結構いますが、実は私自身はあまり信用していません。
私の株やFXの値動きを予想する動画を視聴されている方の中にたまに驚かれる方もいますが、私が使用しているチャート内には移動平均線もなければ、ボリンジャーバンドや一目均衡表などもなく、わずかにRSIが表示されている程度になっています。
(最近、ストキャスティックスを入れただけです。)
<動画のチャート分析の状況>
逆を言うと、これだけインジケーターを信用していない私ですら、RSIはインジケーターとして信頼性が高いと考えています。
RSIの使い方
その信頼性の高いRSIですが、どんな風に使われているかといえば、一般的には、買われすぎと売られすぎを判定する指標として使われています。
テクニカル分析の補助ツールとして使用されるテクニカル指標には、買われすぎ売られすぎを知らせるオシレーター系の指標と、トレンドの方向性を知らせるトレンドフォロー系の指標がありますが、RSIは前者の部類に属します。
オシレーター系はレンジ相場に強いとされる一方、トレンド相場には早すぎる買われすぎや売られすぎのサインを発報します。
トレンドフォロー系はトレンド相場に強いとされる一方、レンジ相場では買いサイン・売りサインが騙しを連発します。
RSIは万能に使える
一般的にRSIは買われすぎ水準、売られすぎ水準について、計数的な尺度をもって把握することが出来る優れたテクニカル指標であり、実際、多くの方がその使い方をしています。その精度は、トレンド相場では危険なタイミングで買われすぎ売られすぎのサインを発報してしまうストキャスティックスよりも数段優れているといえます。
しかし、私はRSIをトレンドを把握する指標としても使用しています。
それは、RSIには次の特徴を有しているからです。
1 トレンドの状況を表す
2 相場に一致または先行する
1の特徴を簡単に説明をしますと、RSIは上昇トレンド時は50~70の間を往来し、70~80に近づくと上昇が止まって調整が始まり、50に近づくと調整が終わって反発をします。
下降トレンド時は30~50を往来し、30~20に近づくと下落が止まって調整が始まり、50に近づくと調整が終わって反落をします。
つまり、RSIはそれ一つでレンジ相場にもトレンド相場にも対応できる優れたテクニカル指標といえると思います。
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