[見せ板]でかい注文が出てきたら価格はどうなる?見せ板はチャンスか?
みなさんどうも、見せ板!デカい見せ板はチャンスだと思う@xi10jun1です。
確定申告のシーズンということで、BTCFXの確定申告について書いたブログがなかなかにアクセスを稼いでくれています。コラムの下「末尾コーナー2」にリンクあるので、あとで読んでみてくなんしょ。
さて、今週はBTCFXにも出てくる見せ板について検証していきましょう。
今週(2017年2月17日~2017年2月23日まで)の成績
まずはいつも通り成績から。増減を先に発表します。
- 先週(~2017年2月16日)資産:68,052円
- 今週(~2017年2月23日)資産:69,008円
- 増減:+956円
微量ですが、資産は高値更新を継続!ただ、今週は確定申告やら風邪やらでいろいろやっているうちに、BTCFXの取引がちょっと休み休みになってしまいました・・・。
減ってないだけマシですが、ちゃんとトレードで稼がないといけませんね。反省します。
今週は見せ板を見ていくぞい!
というわけで今回は、見せ板についてトレード検証を行っていきたいと思います。。
見せ板についてはすでにご存知かもしれませんが、おさらいも兼ねて少し解説します。
見せ板とは?
見せ板は見せ玉(ぎょく)とも呼ばれ、買う気が無いのに買い注文を出したり、逆に売る気が無いのに売り注文を出したりすることです。「見せ」とあるように、そのような注文があるように「見せかける」ことで、さらに価格をつり上げるまたはつり下げるといった、価格操作を目的とした行為です。
例えば価格が100円の株式があったとして、相場が始まる前の価格(100円)に見せ板として100万株の買い注文を出しておきます。当然買う気はありませんが、これを見た他の投資家は次のように判断してしまいます。
「お!買いが厚くなってきた。こんな厚い買いがあればこれ以上売られないだろうし、買いたい人がいるのだから株価が上昇するかもしれない。今のうちに買っておこう。」
そうやって株価(相場が始まっていないので、ここでは気配値)が上昇していくわけです。そして相場が開くと価格が105円になったので、今度は予め買っておいた株を本当に売り抜けておき、100株の買い注文を取り消します。
大きな買い注文がなくなったことで、判断の誤りを認識した投資家が「あ、やっぱ違うか。」と売り注文を出し、結局100円に逆戻り。結果として儲かったのは、買う気は無いのに大きな買い注文を出し、そこそこの値で売り抜けた人物となります。
このように、投資家(市場)の思惑を逆手にとって悪用し、利益を得る行為があるのです。
当然、そのような行為は証券取引においては禁止されていますが、野放しになっているのが現状です。そしてビットコインの証拠金取引においては、そのような法律もいまのところないですし、まして金融商品や通貨でもないですからね。やりたい放題できてしまうというわけです。
そんな見せ板なんですが、bitFlyer Lightningの板を見ていると、けっこう頻繁に表れています。
130,000付近に現れた売り板
そんな見せ板のような動きが今週ありましたので、こちらで紹介します。まずはgifをご覧ください。
130,000円に急に50BTCもの売り注文が出現しました。1月の暴落前にはこのような買い注文や売り注文がいくつも並んでいたもので、平気で100BTCもの板が出現していました。
このような売り板が出てしまうと、なかなか突破するのは難しくなります。逆に言えば、ここを突破するほどの買いがあるならば、130,000円を超えたところで買い注文を出してトレンドに乗ることで利益が出せます。
そうは言っても、上手くいくでしょうか・・・。とりあえず1BTC:129,999円の買いポジション、逆指値129.899円決済で様子見です。
約50秒後
50秒ほど経過すると、130,000円に49BTC、129,999円に31BTC、129,998円に13BTCと、売り板がずらずらと並び始めます。
見せ板は分散することもあるんですよ。
例えば、始め100BTCの売りだったのが、70BTCと30BTCに分かれる、あるいは30BTCだけ残して70BTCは別の価格で出したりひっこめたり。よく目にします。
約40秒後
さらに40秒ほど経過すると、今度は130,000円の40BTC近い売り板がピュッと消えます。
129,999円の板が残っている状態で消えたので、買われたわけではありません。
このように、注文を出したり引っ込めたりすることで、価格の誘導を図っている人物(大口?)がいるわけですね。
無料用まとめ:見せ板とは断定できないけどそのような動きは確実にある
今回は見せ板を分析してみましたが、正直この見せ板に関しては騙されないようにするしかないですね。
BTCFXで極端な買いまたは売りの注文が出る場合、およそ30BTC~100BTC程度の注文が急にドカッと出てきます。あるいは閑散とした板の中で12BTC程度の注文を出して、価格を誘導しているものも見受けられました。
そのような板が表れた場合、一旦様子を見ましょう。見せ板なのか、本当の買い・売りの注文なのか分かりませんので。
もしその板を超えるような値動きがある場合は、その方向のトレンドが発生する可能性があるので、チャンスになりえます。が、見極めがなかなか難しいので、大きくポジションを取らずに、様子を見てから次の行動をとりましょう。
このあとどうなったかについては、有料部分にて明記しておきますので、興味がありましたらぜひご購読していただければと思います。
末尾コーナー1:ビットコインでお買い物をしてみよう!
実は海外のECサイト「FANCY」では、ビットコインを使って商品を購入することができるんです!ちょっと送料はかかりますが、日本ではお目にかかれないオシャレなアイテムが勢ぞろいしています!
FANCYの利用方法については、本ブログでまとめていますのでこちらを参照してみてください。
- →FANCY(ファンシー)のアカウント作成・登録・設定方法と商品購入の流れを解説! | ゆとり世代の投資家jun
- →FANCYのアイテムをビットコイン(Bitcoin)で購入(決済)する方法 | ゆとり世代の投資家jun
末尾コーナー2:ビットコインの証拠金取引(BTCFX)の確定申告はどうすればいいの?
確定申告のシーズンがやってきましたが、BTCFXの収益もちゃんと申告しないとダメですよ!税務署に電話で確かめた結果をブログの記事にしておきましたので、参考にしてみてください。
→ビットコインの証拠金取引(BTCFX)を確定申告!雑所得の総合課税?申告分離課税? | ゆとり世代の投資家jun
※税務署や税理士でも見解が分かれることがあるようです。また法律が変わるなどして、申告方法も変わる可能性があります。申告する前に、必ず最寄りの税務署や税理士さんに確認しておきましょう。
※無料はここまでです。以降は詳細分析と今後の見通しとなりますので、有料とさせていただきます。「もっと読みたい!」という方はもちろん、投げ銭的な感じでも購読していただけると、とっても励みになります!引き続きよろしくお願いいたします!
よろしいですか?