5月序盤1.16台をつけたユーロドルは、失速後の売られすぎ(危険)に注目!
2016年5月14日 19時00分
週末のNY相場は、米・小売売上高が予想を上回りドル高で反応しましたがドル円は、109円ミドルが重く引けに欠けては、109円維持できませんでした。深夜に消費税率引き上げ再延期を固める報道も出ましたがこちらも瞬間の反応で終わっておりドル円は、サミットを待たずに再び下値を試す展開に鳴りそうな動きになってきました。米国株も18000ドルは維持できず徐々に垂れてきておりアベノミクス正念場は続きそうですね。
トレードでは、前回ドル円の週足に売られすぎ(危険)サインが点灯し見事に反発相場となり利益確定がこれまでよりもいち早く出来ましたが今回、5月に入りユーロドルが1.16台をつけた後上ヒゲ出現から押し戻されてきており流石に週足の一目雲上限は意識されたと見られ今週末は、1.13割れまで値を下げてきました。
ただAsk Ultimate MAXでは、週足に久しぶりに買いサイン点灯しており状況は変わっておらずここから注目したいのは、4時間足売りサインが継続し売られすぎ(危険)サインが点灯し始めきており来週は、週序盤こそ更なる下押しも予想されますが1.12台では下ヒゲを演出する可能性がでてきました。
特にユーロを買う材料もないわけですが現に今月は、1.16台まで吹き上げており週足では、一目の雲にしっかり入り込んできておりますので目先は、週足のサインに変化なければ雲の中での移行を想定しながら強気で押し目を買っていきたいところです。
今後ユーロ相場に変化が出てくるとしたら目先の材料としてやはり英国EU離脱を問う国民投票あたりかと見ており来週から本格的に世論調査も活発になってくると見られ現在離脱優勢の中週末出てきたヘッドラインでは、キャメロン首相から大差でEU残留を伺える秘密兵器策の記事もでてきており今後は、一方的なEU離脱懸念というより離脱、残留のシーソーごっこの展開も予想され英国がEU残留となればユーロ圏にとってもポジティブ反応となりポンドは買い戻しユーロは買い優勢の可能性が大きくなってきそうです。こうなってくれば5月序盤の高値をブレイクしてくる可能性は十分にありそうですね。
Ask Ultimate MAX ユーロドル 検証
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written by かわせりぐい
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