連続の利下げが功を奏し、豪州CPIは改善も個人消費の改善がなければさらなる利下げも![YEN蔵氏メルマガより]
GogoJungleが提供しているYEN蔵さんの投資メルマガ「リアル・トップ・トレーディング」より、本日配信されたものから一部をご紹介。
本日豪州のCPIの発表がありました。CPIは前期比0.6%、前年比1.6%と予想の0.5%、1.5%を上回り3月の0%、1.3%から上昇しました。3月は、それぞれ0%、と1.3%だったのでRBAがあわてて6月、7月と連続利下げに動いたのでしょう。3月からはかなり改善したので、利下げ打ち止の可能性もあります。 しかしRBAが重視するトリムCPIは前期比0.4%、前年比1.6%とターゲットの年率2~3%を大きく下回っているために、8月の利下げ予想は交代しましたが、11月は0.25%利下げを完全に織り込んでいます。住宅市場の底入れや所得減税による個人消費改善の兆しが無ければ来年の再利下げも予想されます。先週のウエストパックの予想は今年2回の利下げでしたが、さすがにそれはないかもしれません。
YEN蔵のリアルタイムメルマガ『リアル・トップ・トレーディング』(田代岳)より引用。
豪州のCPIが予想よりも上回ったことでいったん利下げをストップする可能性があるとYEN蔵さん。一方で今後も利下げに動く可能性も予想されています。ファンダメンタルズ分析が重要となりそうです。(編集部)
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