もみ合い続くか 強弱材料が交錯する原油相場[佐藤りゅうじ]
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佐藤りゅうじさんプロフィール
さとう・りゅうじ。1968年生まれ。1993年米大卒業後、マーケティング会社を経て、金融・投資全般の情報ベンダー、株式会社ゼネックス(後の株式会社オーバルネクスト)入社。マクロ経済分析をはじめ、為替、商品、株式市場のアナリストリポートの執筆、トレードに携わる。2010年より「エイチスクエア株式会社」を起業、アナリストレポート等を執筆、「FOREX NOTE 為替手帳」等の企画・出版を行う傍ら、投資関係のラジオ番組キャスターを務める。個人トレーダー。国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト。ラジオ日経「ザ・マネー ドイサトの相場予測」(月曜15:00〜)メインキャスター。
公式サイト:佐藤りゅうじブログ
※この記事は、FX攻略.com2019年10月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
2019年上半期の価格動向を振り返る
5月下旬以降、原油相場はおおむね50~60ドル前後でのレンジ相場となっています。今回は米中の覇権争い、イラン問題、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国で構成される「OPECプラス」の減産政策継続など、さまざまな強弱材料が交錯する原油相場が、2か月以上も続くもみ合いからどちらの方向に放れるのか考えてみます。
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