バックテストにおける、「始値」と「ティック」の関係性
お世話になっております、ねこ博士です。
本日は、バックテストについて、
少し記載してみようかと思います。
バックテストでは、
3種類のパターンが、選択できます。
中でも、特に良く使うのが、以下の2つとなります。
(1)「始値」→高速だが、精度が悪くなるEAあり
(2)「ティック」→精度が高いが、速度が遅い(時間がかかる)
おおよそ、このような特徴があります。
基本的には、
「ティック」でテストしておけば、
精度の高いテストができますので、
「ティック」を選択しておけば、間違いはないものと思います。
ただ、【最適化テスト】などで、
『数多くのバックテストを実施しなくてはならない』場合には、
時間の短縮のために、
まずは「始値」でテストしてみる、という方法が、オススメです。
まずは、「始値」でテストして、
おおよその、パフォーマンスの変化を調べてから、
【パフォーマンスが良くなる範囲】について、
「ティック」で、より詳細なバックテストを行う。
という形にすると、
無駄なく、効率的に、バックテストが可能です。
是非、お試しください。
また、【ティック】でのバックテストに関しても、
FXDDの1分足データだけではなく、
・TickStory(ティックストーリー)
・Tick Data Suite
といった、より詳細なバックテスト(リアルティックによるもの)
が実施できるソフトウェアも、販売されています。
このあたりも、
できれば1つ、お持ちになっていると、
より好ましいものと思います。
特に、【ティック動作】のEAでは、上記のようなソフトを利用した、
『リアルティック』でのバックテストを実施しておかないと、
ちょっと不安かな、と思います。
なお、当方では、
用途に応じて、
・FXDDの1分足データ
・Tick Story
・Tick Data Suite
と、複数のバックテスト用のデータを、使い分けしています。
フォワード稼働で、より成績が良くなるために、
こういったバックテストの方法もあるんだ、といったところも、
頭に留めておいていただければと思います。
(※Tick Storyは、4000円ほどで利用できます。
また、Tick Data Suiteは、少し高いので、
まずは「試用版」での利用を、オススメいたします)
以上、よろしければ、ご参考とされてくださいね。
ねこ博士
よろしいですか?