杉村富生氏 現状を正しく認識し逆行高の強い銘柄にマトを
9月25日(水)の放送で値上がり率上位銘柄を解説していますが、大変参考になる解説でした。
10月8日(火)15:12の投資サロンでは、現状を正しく認識することの大切さを述べています。
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株式市場はにわかに荒れもようの展開となっています。こうなると、多くの人(投資家)が浮き足立ち、右往左往しがちですが、ここは冷静な対応が必要です。
筆者はここ数週間、「総論慎重、各論強気」の投資戦術が有効と主張してきました。すなわち、銘柄勝負です。
確かに、外部環境は7~8月と比較すると、好転しています。しかし、解決したわけではありません。
米中貿易協議、イギリスのEU離脱交渉、香港(民主化要求デモ)問題、中東情勢など状況は一段とこじれているのではないでしょうか。
筆者は株式投資必勝作戦(8項目)の第1に、「肝要なのは現状を正しく認識し、リスク・マネジメントを徹底せよ」を掲げています。これが相場を読み、波乱に備えるためのノウハウなのです。足元の値動きに引きずられていては勝ち組に入ることはできません。
なにしろ、この世界(株式市場)は「3%の勝者に、97%の敗者」と形容されるほど苛酷なところです。だからこそ、少数意見に耳を傾け、外部の声に惑わされないように行動しなければなりません。しかし、多くの人が安値圏ではボロボロの弱気になって、高値圏ではガンガンの強気になるものです。
まあ、気持ちは分かりますが……。 リスク・マネジメントには①事前対応、②事後対応があります。ただ、基本は株価の水準、方向を見定め、キャッシュ・ポジション(現金比率)を調節することです。そして、もっと大切なのは「勝てる局面、勝てる銘柄」だけに限定し、参戦する、これが究極の必勝法です。
相撲に例えると、「1勝14休み」です。実際は大幅負け越し、番付が大きく下がりますが、株式投資では「勝率100%」です。相場格言は「休むも相場なり」とか、「売り買い休みの三筋道」と教えているではありませんか。
さて、この局面での狙い目(短期・順張り)は?やはり、逆行高の強い銘柄にマトを。具体的にはノムラシステムコーポレーション(3940)、その他2銘柄などに注目できます。
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ここで挙げられたノムラシステムコーポレーション(3940)は、翌日10月9日(水)に株価を上げました。
短期・順張り銘柄として挙げられたとおりの結果と言えると思います。
Report by Hayakawa
杉村富生投資サロン https://www.gogojungle.co.jp/re/9MOjuel58Rn5vm8
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