ハーモニックとインジケータを組み合わせる。
■ハーモニック+RCI+移動平均かい離率
ハーモニックはそこそこ優秀なインジケータで、何も考えずにEURUSD H1でポジションをオープンして48時間後に閉じるだけでも、勝率は5割を超えて、結果も微妙にプラスです。
これはこれですごい事なのですが、実トレードとしては、もう少し何かほしいところです。
そこで、私のブログではRCIとの組み合わせを紹介しています。
[ハーモニック]トレード手法 RCIと組み合わせてタイミングを計る(研究中です)
ハーモニックの教科書的にはRSIとの組み合わせが王道のようなのですが、RSIはトレンド時に値が張り付く傾向があります。
ハーモニックで大負けするのはトレンドで張り付いた時なので、RSIをトレードのフィルターとするにはかなり心配です。
実際にハーモニック+RSIをバックテストを利用して検証してみるとEURUSD H1において、2016年は大勝しますが、2015年はかなり負けます。
EURUSDの下降トレンドに巻き込まれて次から次へと損を増やしていきます。
+は維持するのですが、かなり大きな山が出来てしまいます。
私の結論としては、ハーモニック+RSIの組み合わせは有効なときとそうでないときがはっきりしているので、利用するのであれば、少し昔にさかのぼって有効そうか判断してからという事になります。
ということで、あれこれ研究を重ねているところです。
逆張り系でエッジが鋭くて、何かいいものをということで、ロウソク足のプライスアクションを検討していますが、それ以外のものとして、移動平均かい離率に着目しています。
画像のチャートは、ハーモニック+移動平均かい離率+RCIです。
移動平均かい離率は、
1.異常なかい離率
2.かい離率トレンドラインのトレンド割れ
を狙っての逆張りトレードが基本です。それとハーモニックを組み合わせたらどうなるかを研究しています。
なお、画像のインジケータはハーモニックと合わせるため、
高値安値終値のかい離率、終値の標準偏差を表示できるように改造したものです。
近日発売予定の事前ハーモニック表示インジケータのレビューお礼での配布を予定しています。
ということで、経験則で対応していたところをバックテストを利用して機械的に統計を取ることで順次インジケータの設定を見直したりしています。
これいける!と思ってバックテストを組んだ結果ダメだったりしたときに、過去の内容と食い違いがあるかもしれませんが、最新の内容が最新の検証を反映していますので、ご了承いただけたら幸いです。
(追記)
と記事を書いている途中に、かい離率のトレンドラインを割ってきたのと、DC0.127割れが重なったので売りポジションをオープンしてみました。
ハーモニックパターン検出インジケータのレビューお礼の発注補助ツールで発注です。
(追記 2)残念ながら、一旦損切りになってしまいました。
連載開始後の初トレードだったので、華麗に決めたかったのですが損切りスタートとなってしまいました。
よろしいですか?