10月24日収録井上哲男氏、Bコミ氏株式スクール『ハイブリッドバトル』で紹介された有望な個別銘柄とは!?
今月も足元のマーケット環境をつぶさに解説しながら井上哲男氏、Bコミこと坂本慎太郎氏の株式スクール『ハイブリッドバトル』の撮影が行われました。
早速その一端をご紹介して参ります。
記者がピックアップしたのは、全108ページからなる今回の資料の中から、まずは、『海外投資家地域別株券売買状況』です。こんな資料目にしたことがなかったのですが、この記事をご覧の読者のみなさまも同様の感想をお持ちではないでしょうか。
外国人(海外投資家)と言えば米国人が多いということなのでしょうが、北米での売買よりも圧倒的に欧州での取引が多いようです。アジアはそれよりも遥かに少ないのですが、2019年に入り徐々に取引を増やしはしています。
続いての資料は、10/11の『外国人累計売買状況』です。日本の株式市場は、外国人の売買比率が大勢を占めることは投資家の方であればご存知の通りですが、ここではその様子が分布グラフを用いて表示されています。計算上はすべて買い戻されると日経平均は 2万4072円 に上昇するという井上哲男氏の解説です。日本株の勢いを象徴する資料と言えるのではないかと思いました。
さて、お次はBコミ氏の解説です、只今、好調な日経平均株価ですが、次に示された4つのテールリスクに注目すべきと警鐘を鳴らしています。主にブレクジットの欧州リスク、不動産や金融の問題が噴出しそうな中国リスク、言わずと知れたトランプ砲のトランプリスク、そして、中東、米中問題などの地政学的リスクの4つです。
これらが絡み合うと株価の調整局面に突入するとの弁でした。
そして、ここからは、いよいよ個別銘柄10個を紹介して行くコーナーに入ったのですが、昨年12月から9カ月の紹介銘柄のパフォーマンスを見ました。
9カ月間でベンチマークとなる日経平均の上昇6.2%に対し、スクールで紹介された銘柄は、何と2.1%アップの8.2%と高成績を叩き出しています。
特に4月号の銘柄は合計で25.4%アップというすさまじい結果となっています。この分析手法を投資家の方であれば学んでみたいのではないでしょうか。
そして、個別銘柄10個のうち、この記事では1銘柄をご紹介しましょう。
その銘柄とは、2491 バリューコマース です。インターネットの成果型広告「アフィリエイト」を取り扱う会社というイメージが強かったのですが、アフィリエイト広告の日本国内シェアでナンバーワンなんですね。
そして、現在は、YAHOO傘下入りしYAHOOショッピング出展者向けCRM(顧客管理)ツールも事業の柱の一つとなっているのだそうです。
YAHOO、ショッピングと聴けば鋭い読者の方は、ZOZO TOWN もYAHOOの傘下に入ったことを思い出されると思いますが、電子決済通貨のpaypayを使用したpaypayモールにも密接に関係して行くそうで、これから期待しかない!という感じではないでしょうか。
増収増益中ということで、下の画の下がった株価はミスマッチという印象を記者は持ちました。
スクール内では、下の画のデータに加えてさらに詳細な分析シートが紹介され、投資家の個別銘柄に関する知識を更に高めてくれるものとなっています。
株式スクール『ハイブリッドバトル』のレポートはいかがだったでしょうか。
今月も凡そ2時間にわたる講義になっていますが、日本株を取引する投資家には毎月一回の講義は非常に貴重な機会であると思いました。
Written by Hayakawa
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