重要度高の指標発表やVIX(恐怖)指数でEAを停める【EATradeStop】を設置してみた
主に重要度高の指標発表やVIX(恐怖)指数の値が上昇した時にEA(自動売買ソフトウェア)を停止するというFX投資家の方が、最近は以前にも増して増えたという印象があります。
恐らくですが、7月あたりから各通貨ペアの値動きが、急、且つ極端にになることが多く、ついていけないEAが増えたことから、そのような動くタイミングには停止しておいた方が大きな負けを避けられると考えた(実際にその方が成績も良くなるでしょうから)結果だと思われます。
そんな今、EAを指標や任意の時間などで停止ができるツールが人気となっていますが、その代表的な作品が【EATradeStop】経済指標発表や任意の時間でEAを停止、開始できるMT4トレードツールです。今日は、【EATradeStop】を実際にMT4に展開してみた状況をレポートします。
早速、マニュアルを読みながらMT4に設定してみました。
まず、開発者 emijaさん が作成した認証システムにGogoJungleの購入コードやID(メールアドレス)を登録し、その上でMQL4→SCRIPTのフォルダーに入れて、【EATradeStop】をチャート上に落とします。
下の画のようなパラメーターを表示して、IDと購入コードを入力すると使用開始可となります。
パラメーターの設定が続きますが、ニュースを英語圏のニュース情報から引っぱって来るか、日本語のそれかの選択を行ないます。
日本語を選択するとニュースは日本語で表示されるようになります。
更に以下の画のパラメーターのNewsCountryの項目で、米国のニュースだけ、日本のニュースだけというように国を指定することもできますが、この機能よりは IsNewsHigh、Medium、Lowとニュースの重要度を選択する項目を操作するケースの方が多いと思います。基本設定は、Mediumまでを停止するとなっています。
これら設定を終えて、【EATradeStop】を表示させると以下のような画面が現れます。
下のオレンジ色の三角で指したところは、ニュースを表示しています。High、Medium、Lowの表示も添えて、基本設定ではLowだけ停めないものとなっています。
今回はニュース情報を英語圏のものを選択していますが、日本語を選択すれば日本語のニュースが現れます。
上の緑色の三角で示した箇所は、ユーザー自身が、その横の表内に記載した任意の停止時間を表示します。
今日はトランプさんが何か発表するというニュースが伝わったなど、停めた方が良いかなと思った時間を設定することができます。チャート上の表に記載できるので便利な仕様だと思います。
その他にも便利な機能を備えていて、いくつかご紹介すると
- 緊急停止機能 スマートフォンからも停止できる機能
- 証拠金維持率停止機能 証拠金維持率が指定値を下回った場合に停止する機能
- 課題損失緊急停止機能 指定した損失が発生した場合に停止する機能
- 恐怖指数(VIX)停止機能 恐怖指数が指定した値を超えた場合に停止する機能
などがありますが、他にも、指定した停止時にポジションのクローズと待機注文のキャンセル機能、停止に失敗した時にお知らせする機能もあります。
EAの取引成績をさらに向上するであろうこれらの機能、使いこなしてみたいですね。
Written by Hayakawa
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