金融工学を駆使するファンドマネージャー奥村尚氏の日経平均PER分析!
日経225
奥村尚氏をご存知だろうか。
人工知能の修士課程を修めた後、日興証券の投資工学研究所で数理モデルを駆使した金融取引を研究し、あのシャープレシオのウイリアムシャープ博士からも学び、現在は主に機関投資家への助言を行なう投資顧問を経営し、且つ、某ファンドのファンドマネージャーとして運用にも携わる人物です。
1本目の動画『奥村尚が語る 人工知能はなぜマーケットで勝てないのか!』では、AIは投資に対応可能か?という問いに対して、チェス、囲碁、将棋では人知を超えたAIではあるが、網羅すべき情報が膨大な投資では、とても有効に機能するとは言えないと述べています。
投資活動とAIに興味がある方にとっては大変興味深い内容となっています。
2本目の動画では、金融工学に詳しい氏の分析手法の一つであるPER(株価収益率、利益の何倍まで株が買われているか?)と株価の解説を行なっています。
PERは氏によれば、センチメント、即ち投資家の買いたくなる気持ちを表す指標と言えるもので、PERと株価の関連性は非常に深いとのことです。
ここでは、以下の画の通り2018年12月からの日経平均株価と日経平均のPER推移とを比較しています。
下のグラフの出展 GOOGLE
確かに連動性は高いと言って良さそうで、PERの動きを見て、日経225先物や個別株の取引にどのように生かすかが重要なポイントですね。
動画ではその辺りをお話されています。
今後もこのような金融工学から導き出された投資分析方法の動画を続々とリリースして行くとのことで、投資家にとって注目の動画になりそうです。
Written by Hayakawa
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