パラジウムが歴史的高値圏で推移[佐藤りゅうじ]
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佐藤りゅうじさんプロフィール
さとう・りゅうじ。1968年生まれ。1993年米大卒業後、マーケティング会社を経て、金融・投資全般の情報ベンダー、株式会社ゼネックス(後の株式会社オーバルネクスト)入社。マクロ経済分析をはじめ、為替、商品、株式市場のアナリストリポートの執筆、トレードに携わる。2010年より「エイチスクエア株式会社」を起業、アナリストレポート等を執筆、「FOREX NOTE 為替手帳」等の企画・出版を行う傍ら、投資関係のラジオ番組キャスターを務める。個人トレーダー。国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト。ラジオ日経「ザ・マネー ドイサトの相場予測」(月曜15:00〜)メインキャスター。
公式サイト:佐藤りゅうじブログ
※この記事は、FX攻略.com2020年1月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
現在も供給不足が深刻
2019年3月号で、16年ぶりにパラジウムがゴールドの価格を上抜いたことをお伝えしました。その際、パラジウムは1300ドル台に乗せる可能性は十分にあるとしました。しかし、その後のパラジウムの上昇は予想をはるかに上回り、2019年10月17日には1782ドルまで上昇しています(チャート①参照)。そして、プラチナとの価格差は倍まで膨らんでいます。今回は、上昇を続けるパラジウムの今後を占っていきましょう。
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