マックス岩本の「MACD」を理解する その2[マックス岩本]
FX
マックス岩本さんプロフィール
いわもと・けいすけ。「中卒認定テクニカルアナリスト」という異名の通り、アナリスト業界ではまれに見るノー学歴。学歴社会が色濃く残る昨今でも、そんなことがいっさい関係しないFX市場を相手に日々奮闘中。「誰もが気軽にFXを始められる今だからこそ、しっかり勝ち続けられる技術を身につけてほしい」という気持ちで、連載やセミナー講師を務めています。
※この記事は、FX攻略.com2018年4月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
MACD最大の利点はシグナル発生の早さ
テクニカル分析の入口となりやすいMACD。入口として幅広く利用される一方で、奥深くまでは追究されず世に知れ渡るという負の側面も持ち合わせたまま今の地位を確立したところがあるように思います。せっかく優秀な内容を伴っているのだから、理解しないともったいない!ということで、今回は前回の内容をもう少し噛み砕いて、深くまで解説してみたいと思います。新たな発見をしていただければ嬉しいです。
まず、MACD最大の特徴ともいえるシグナル発生の早さについてですが、チャート①で移動平均線がクロスしているポイントと、MACDとシグナル線がクロスしているポイントを比較すると、全ての局面においてMACDの方が早いことが分かります。
×
よろしいですか?