《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》それっておかしくないですか?
おはようございます、松下です。
私は仕事柄、一年中個人投資家の
質問に答えたり、指導を行ったりします。
昨日もある質問に答えながら、
いつもと同じアドバイスを行いました。
それは、
「あなたの売買に明確な理由を持つこと」。
このメルマガを読んでいる人の多くは、
投資の経験者であり、日々何らかの銘柄の
売買を行っているはずです。
その売買について、
もし私があなたの目の前にいて、
「その銘柄を選んだ理由は何ですか?」
「その価格、タイミングを選んだ理由は何ですか?」
「その売買サイズを選んだ理由は何ですか?」
「この後、損切りポイント、利食いポイントはどこですか?」
と聞いたとして、全てに明確に
答えられる人は、ほとんどいません。
「では、あなたは儲かっていますか?」と
続けて聞くと、75%の人は儲かっていません。
それっておかしくないですか?
銘柄を選ぶ理由も曖昧で、
買いの価格やタイミングも曖昧で、
売買サイズも何となく決めて、
どこで損切りするか、利食いするか、
全く見えていない。
その売買を続けて、お金が減っている。
そして今日も売買を続ける。
こう書かれて、読んでみると、
おかしいよねと思いませんか。
もしおかしいと思ったら、
一旦売買の手を止めて、
勉強しましょうよ。
銘柄を選ぶための勉強、
買いの価格、タイミングを選ぶための勉強、
売買サイズや、損切りポイント、利食いポイントを
決めるための勉強を。
面倒くさいと思うかもしれませんが、
そうやって面倒くさいと思って、
手を付けないからお金が減っているとしたら、
まだ「面倒くさい」と言いますか?
私は投資を開始してすぐに、
お金が減っていくことが悔しくて
勉強を始めました。
そうしたら1年後くらいに、
お金が増え始めました。
「勉強して良かった」と、
心の底から思っています。
だから、目の前にいる投資家にも、
勉強して欲しくて、12年間ずっと言い続けています。
もし自分のやっていることがおかしいなと思ったら、
今日から勉強しましょう。
私はいつでも教えています。
よろしいですか?