日経平均・NYダウ、ポジション情報、重要指標、株価などのデータで取引するEA クローラ / CRAWLER_Lite
テクニカルを全く使わないEA クローラ / CRAWLER_Lite が登場しました。
オンライン情報をクローリングして売り買いを決定するというもので、今までGogoJungleに出品されて来たEAのロジックとは全く違ったものとなっています。
クローラのシリーズは、昨年秋口にも投資ナビ+の記事でご紹介した2本がすでにリリースされていますが、クローリングの精度を徐々に改善して来ていて、クローラ / CRAWLER_Lite の今の結果を見る限り、その成果が出てきているようです。
オンライン上からどのような情報を取得してきているかは、開発者 ぜんざいさん によれば
1.日経平均・NYダウの増減 → エントリー、クローズに使用
2.ポジション情報やNET上の各種情報を解析 → ショート/ロング優勢を把握
3.重要指標取得 → 10時間前から指標前に合わせたトレード、含み益ポジション保有中の場合、90秒前にクローズ
4.株価 → 大きく変動した時にクローズ
が主なものだとのことです。
15分足を使用し、ドル円とポンド円の2つの通貨ペアを取引の対象としています。
ストップロスは、18pipsとしていて、テークプロフィット25〜36pipsに対して、浅いものとなっています。
2019年12月29日の計測開始以降の結果は以下の画の通りですが、各データはまずまず素晴らしいといって良いと思います。
冒頭ご説明した昨年秋口にリリースされたクローラシリーズの成績を見ますと
クローラ / CRAWLER_U、クローラ / CRAWLER_G の両方ともにトータルプラスには持って行けていません。
ただ、極端に大負けしていないことに注目しています。
ストップロスが浅く設定されていることが一番の理由ですが、大きくレートが動くことが予想される指標発表時、NYダウ、日経平均、株価の変動をキャッチし含み損ポジションをクローズしたり、反対にエントリーに影響を及ぼす点に、成績を押し上げる効果が発揮されていると考えられます。
特に、クローラ / CRAWLER_Liteは、過去の2本と違いトレードスタイルがスキャルピングのみとなっていることから、値動きを予測した早めの撤退やエントリーが、現在までのところ功を奏していると思います。
クローリングした各情報に基づくエントリーの精度を上げれば、十分今後の成績向上が期待できると思います。
クローラ / CRAWLER_Lite の成績は現時点では素晴らしいものですが、一層のクロールのシステム改善が楽しみなEAです。
Written by Hayakawa
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