OPECプラス臨時会合にユーロ圏財務相会に注目! 「4月9日の注目点とイベントスケジュール」
昨日は、東京市場では一時株価は下落し、リスク通貨の資源国通貨は売られました。
ただ、欧米市場では一転して株価は上昇に転じ株価上昇・資源国通貨は買われました。
本日もリスクオフ後退の流れは継続しそうですが、本日から欧米を中心に休暇に入ります。
ポジション調整が出てくる可能性があるので注意は必要かと思っています。
本日は米債券市場が短縮取引となることから、NY市場後半は流動性の低下も考えられます。
流動性の低い中でOPECプラス臨時会合やユーロ圏財務相会合など、結果が発表されると値が飛び大きく動く可能性がるので要注意です。
◎本日の注目点
1)OPECプラス臨時会合
昨日、ロシアや米国から協調減産に関する前向きな発言が出てきました。
本日開催のOPEC加盟国・非加盟国による協調減産が合意できるのかがポイントです。
また、協調減産が合意できたとして、減産量にも注目です。
昨日の原油価格は米国やロシアから減産に前向きな発言を受けて原油価格は急騰しています。
OPECプラス臨時会合で減産合意できた場合は、量にもよりますが原油価格の急騰につながると思われます。
2)ユーロ圏財務相会合
昨日開催されたユーロ圏財務相会合ではコロナウイルス対策予算について合意できず、本日に延期となっています。
対策予算に合意できなかったことで一時ユーロは急落しました。
コロナ債などと言われる対策予算に対しては否定的なドイツやオランダと、感染による都市封鎖をしているイタリアやスペインなどと隔たりが大きく、本日中に合意できるか微妙な状態です。
本日の会合でどこまで予算案が出来上がるのか、合意できるのか注目です。
3)経済指標
新規失業保険申請件数
先週・先々週とけた違いな数字が発表され、マーケットに大きく影響を与えている指標です。
今週も800万との予想も出てきていることから、本日の結果次第で大きく動く可能性があります。
カナダ雇用統計
コロナウイルスの影響が出始めた以降の雇用統計です。
先週発表された米雇用統計は雇用はマイナス、失業率も増加していました。
本日発表のカナダ雇用もどこまで影響が出ているのか、どのような数字が出てくるのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
4月9日(木曜日)
米債券市場短縮取引
OPECプラス臨時会合
ユーロ圏財務相会合
10:30 AUD RBA四半期金融報告
14:00 JPY 日銀地域経済報告(さくらレポート)
15:00 GBP 英GDP
20:30 EUR ECB理事会議事要旨
21:30 USD 米新規失業保険申請件数
21:30 CAD カナダ雇用者数増減・失業率
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
23:00 USD パウエルFRB議長発言
4月10日(金曜日)
05:00 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言(2021年投票権)
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