1~3月期GDPにFOMCとNY市場に注目! 「4月29日の注目点とイベントスケジュール」
昨日ドル円は、とうとう狭いレンジをブレイクして106円台に下落しました。
欧州市場でドル安が進んだのですが、この流れは続かずNY市場では閑散とした動きとなりました。
明日にFOMCとECB理事会が控えていることで様子見姿勢が強くなっていると思われます。
本日は東京市場が休場ということで、欧米市場までは閑散相場が続きそうです。
◎本日の注目点
1)FOMC
本日のFOMCは追加緩和策が出てくるのかが注目されています。
コロナウイルスの影響で失業率は悪化し、GDPはマイナス成長、リセッションが予想されている状況で、FRBは次々と緩和策を打ち出しています。
ゼロ金利政策に大規模な量的緩和、買い入れをCP(コマーシャルペーパー)やジャンク債にまで拡大しています。
次は、マイナス金利も導入するのではないかと一部噂されています。
本日は、追加緩和があるのか、追加緩和やマイナス金利などが検討されたのか、今後の政策・見通しなどが注目です。
声明文・記者会見に注目です。
2)米GDP
本日発表の米GDPは1~3月期の速報値です。
予想はまちまちで、マイナス成長は確実視され、2桁マイナス予想も出ており、どこまでマイナス幅が拡大するか注目されています。
今回のGDPは1月~3月のGDPです。
中国は1月中旬くらいから武漢封鎖が始まり、日本をはじめアジアで拡大し始めたのが2月、欧州など世界的に感染が拡大し、3月末には感染の中心が欧州から米国に移っていました。
コロナが本格的に問題視されたのは2月中旬くらいで、米国に直接的に影響したのは3月くらいから、今回発表の期間の半分くらいしかコロナの影響を受けていない状況のGDPです。
次の4~6月期は今回以上のマイナス成長が確実なだけに、今回のGDPがどこまで悪化するのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
4月29日(水曜日)
昭和の日(東京市場休場)
10:30 AUD 豪CPI(消費者物価指数)
18:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数
21:00 EUR 独HICP(消費者物価指数)
21:30 USD 米GDP
23:00 USD 中古住宅販売保留
23:30 USD 原油在庫量
4月30日(木曜日)
03:00 USD FOMC政策金利・声明文発表
03:30 USD パウエルFRB議長記者会見
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