ユーロ圏・米中などリスクオフに注目! 「5月7日の注目点とイベントスケジュール」
本日は東京市場がGWの連休から明けます。
GW明けの日本株、クロス円の動きに注目です。
日銀による買いが入るのかにも注目しています。
また、新興国通貨ではトルコリラの下落が止まりません。
大きくストンと下落するのではなく、ジリジリと下落を続けているという感じです。
とうとう15円を割り込み、14.7円まで下がってきました。
このままジリジリと下げていくのか、それともどこかで急落するのか、反発上昇するのか注目です。
◎本日の注目点
1)ユーロ圏
ドイツの憲法裁判所がECBの緩和政策は一部違憲だと判決を下したことでユーロ安が進んでいましたが、昨日イタリアがECBの政策を擁護する発言をしました。
発言を受けてユーロの反応は限定的でしたが、その後発表された成長率がマイナス7.7%となったことでユーロ売りが進みました。
緩和政策を巡ってドイツとECBの対立、ユーロ圏の経済見通しなどについて、要人発言が出てこないか注目です。
2)米中関係
昨日もトランプ大統領は中国批判していました。
これに対し中国も関税を武器として使うべきではないと反発しています。
昨年の米中戦争の時のような、やり取りが始まっています。
このまま関税戦争が再度勃発するのか、それともすれ違って終わりなのか注目です。
双方の発言とヘッドラインに要注意です。
3)Super Thursday
本日発表の英国金融政策は、四半期に一度のインフレーションレポートが同時発表される注目度の高いイベントとなっています。
金融政策は据え置きが予想されています。
注目はインフレーションレポートで、コロナの影響を受けて景気見通し、インフレ見通し、成長率の見通しなどと、声明文で今後の金融政策等についてどのような内容が出てくるか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
5月7日(木曜日)
10:30 AUD 豪貿易収支
10:45 CNY 財新サービス業PMI
15:00 GBP 英BOE政策金利・MPC投票配分・声明文・インフレーションレポート発表
18:00 GBP ベイリーBOE総裁記者会見
20:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)
21:30 USD 米新規失業保険申請件数
21:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
23:00 CAD IveyPMI
5月8日(金曜日)
01:00 USD カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言
05:00 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言
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