米中は断交!? 新冷戦!? トランプ発言に注目! 「5月15日の注目点とイベントスケジュール」
昨日はトランプ大統領の発言に一喜一憂するマーケットでした。
強いドル発言でドル円は急騰し、中国に対する強硬姿勢、中国との断交を匂わす発言から株価下落、ドル円下落となりました。
コロナウイルスの影響が後退してきている中で、コロナの替わりに米中が注目されています。
米中関係=トランプ大統領、トランプ発言に一喜一憂する日々が戻ってきました。
このようなときは週末に何が起こるかわかりません。
週末リスクが高くなっているので、ポジション調整はしっかりとしておきたいと思います。
◎本日の注目点
1)対中関係
豪中・欧中・英中・台中・日中など対中国の問題は多くありますが、コロナウイルスを巡って包囲網が出来つつあります。
ただ、中国は包囲網が出来れば、それ以上に対策をとってきます。
また、対中関係で一番重要なのが米中関係です。
米中合意を巡って、中国は米国が良い雰囲気を作らないと合意した農産品の輸入を先延ばしするとしています。
今週にも、米中合意の履行状況を発表するとしていた米国ですが、現状では履行できていない可能性が高いと思われます。
米国トランプ大統領は、中国に対し厳しい姿勢で、「習近平国家主席と今は話したくない」「中国と完
コロナウイルス感染拡大の責任や賠償を巡って米中対立が深刻化しているうえに、米中合意履行問題、新疆ウイグル自治区や香港など人権問題、日本海や尖閣や南沙諸島など中国の実効支配問題、5Gなど覇権争いなど米中関係は冷戦に発展しているのではないかと思われます。
冷戦と考えると、断交発言も納得がいき、昨日の発言以上の行動に動いてもおかしくないかもしれません。
本日もトランプ大統領の発言と、中国の発言に注意しておきたいと思います。
コロナウイルスの影響が後退し、リスクオフが後退してきている中で、新たなリスクオフ要因となりそうです。
2)欧州
本日、欧州で指標発表が続きます。
特に注目はドイツとユーロ圏の1~3月期GDP速報値の発表です。
緩和政策を巡って対立している両者のGDP速報値発表なので楽しみにしています。
ドイツとECBは、お互いに批判したまま睨み合いの状況です。
ECBが折れることはないと思われ、ドイツが折れなければ緩和政策にドイツが参加しないなんてことも出てくるかもしれません。
ドイツが参加しない緩和政策となると、ECBとしても骨抜きの緩和政策になりユーロにとってはネガティブとなります。
そのようなドイツが強硬姿勢に出るのか注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
5月15日(金曜日)
11:00 CNY 中国鉱工業生産・小売売上高
15:00 EUR ドイツGDP(1~3月期)(速報値)
15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)
18:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)
18:00 EUR ユーロ圏GDP(1~3月期)・雇用統計
21:30 USD 米小売売上高
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
5月16日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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