WHO年次総会で対中包囲網が出来上がるのか!? 「5月18日の注目点とイベントスケジュール」
本日、日本では1~3月期GDPが発表されます。
リセッション(2期連続マイナス成長)は確実視されています。
10~12月期は、コロナの影響を受けていないにもかかわらず、消費増税の影響でマイナス成長。
1~3月期は、消費増税+コロナの影響を受けて、さらにマイナス成長になるのではないかと思われます。
まだ先の話ですが、4~6月期は非常事態宣言の影響でさらに悪くなるのではないかと思われます。
本日の発表が予想を下回るのか?それとも上回るのか?
結果を受けて政府はどのような反応をするのか?
リーマンショック級がない限り消費増税するといっていたのですが、リーマンショックを上回ることが起こっているのに、消費減税はしないのか?
気になるところです。
◎本日の注目点
1)WHO年次総会
本日は日本時間19時頃から開催されるWHOの年次総会が開催されます。
年次会合ではコロナウイルス感染拡大の検証が話し合われるとみられ、感染拡大の原因も追究されると思います。
当然、中国の責任を追及する国と、責任を逃れたい(認めない)中国の対立は深まりそうです。
また、中国よりのWHOやテドロス事務局長に対して!?
台湾の情報を公開しなかったことが感染拡大につながったのではないか!?
コロナ対策で成功した台湾をオブザーバーとして参加を認めるか!?
なども議題にあがるのではないかとみられています。
どの議題も中国との対立が激化する可能性があるので要注目です。
2)米中関係
先週から米中関係が悪化しています。
上記でも書いたように、WHO年次総会では米中を中心とした対中包囲網が出来るのではないかと思われます。
それ以外でも、米国はファーウェイなどの制裁を1年延長するほか、香港や新疆ウイグル自治区などの人権法案など、中国制裁・中国批判を強めています。
中国も農産品の購入や関税などで対抗しています。
中国は、今週末から全人代が開催されるので、今ここで弱みを見せるわけにはいけません。
トランプ大統領も選挙の支持率を考えると、攻撃の手を緩めるわけにはいけません。
お互い引けない状況なので、何が起こるかわかりません。
イッキにリスクオフに傾く可能性があるので、発言やヘッドラインに要注意です。
◎本日のイベントスケジュール
5月18日(月曜日)
WHO年次総会(日本時間19時ごろから)
ユーロ圏財務相会合
08:00 USD パウエルFRB議長発言
08:50 JPY 日本1~3月期GDP
19:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
5月19日(火曜日)
00:00 GBP テンレイロBOE外部理事発言
03:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
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