年間800Pipsオーバー　順張りも逆張りもする3ポジEA『CROCUS_USDJPY』

EA概要

ドル円3ポジションのEAです。
フォワード1ヶ月強で約160pips獲得しており、順調な損益曲線を描いています。

TPとSLの設計も1：1で、コツコツドカンになりにくい設計ですね。

バックテスト分析

2010.01.04-2020.06.19
スプレッド 10 (1pips)
1.0ロット固定
最大DD　6689ドル
年間平均取引回数　268回
平均獲得Pips　11.8pips
平均損失Pips   -19pips
年間平均獲得Pips　885pips
年間平均利益額　8853ドル

推奨証拠金（1.0ロットの場合）

｛（4500）×3｝＋（6689×2）＝26878ドル（約290万円）

※推奨証拠金は、レバレッジ25倍で最大ドローダウンが余剰証拠金の50％になる計算式です

期待年利　33％

となりました。0.1ロットあたり25万円～30万円から運用推奨です。

年利30％以上あると安定して高利益が見込める優秀なEAといえるでしょう。

年別、月別損益

▲年別損益

2011、2013年が特にパフォーマンスがよく、2017年が利益が少ない年となりましたが、極端に少ないということもなく、安定して高利益を出しています。

▲月別損益

ポジション保有時間、エントリー時間

ポジション保有時間は最短2分、最長3日と幅がありました。

平均すると２～8時間程度が多いようです。

▲時間別の勝ちトレード／負けトレード　

特定の時間にだけエントリーをするタイプのようですね。

どんなトレードをするの？

青：BUY　下落トレンド中の買いなので、短期逆張りを最大3ポジションで行い、一括決済するようです。

上昇トレンド中の押し目買い、そして逆張りの売りをしています。
5分足での順張り（押し目買い、戻り売り）と逆張り両方するタイプのようですね。

取引頻度は3ポジで年間300回未満なので、少し少ないと感じるかもしれませんが、勝率が7割とのことなので精度の高いエントリーポイントを厳選しているようです。

複利がいいの？単利がいいの？

複利運用に向いているのは高勝率×高頻度取引のEAなのですが、CROCUSは取引頻度が少し物足りなさがありますね。
ただ勝率は7割あるので、少ない証拠金から始めたい場合は複利運用のほうが効率的に稼げるでしょう。
複利運用MMの設定は10万円あたり0.1ロットの設定で運用するタイプになるため、相対DDは大きくなることが予想されます。

バックテストで最も利益額の低かった2017年を含む3年で複利バックテストを行ってみました。

▼2017～2019年の3年間

相対DD43％、純益＋19575ドル、3年で＋190％増　となりました。

▼2014～2016

相対DD23％、純益＋77000ドル　3年で＋770％増　という結果になりました。

単利か複利かは利用者の好みによるかと思いますが、3年以上運用するのであれば1口座１EAで複利運用がおすすめです。