川崎ドルえもん流 時間統計論|第9回 月足予測9月編[川崎ドルえもん]
FX
FXにおいて時間的な要素を重要視しているという川崎ドルえもんさん。本企画はそんなドルえもんさんに統計的なアプローチから具体的なトレード戦略を教えていただきます。
※この記事は、FX攻略.com2020年10月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
川崎ドルえもんさんプロフィール
かわさき・どるえもん。裁量トレードに限界を感じたことから、できるだけ精神的負担なく、楽して儲けられるシステムトレードの手法を模索。さまざまなシミュレーションを経て、グルグルトレインを完成。
ブログ:川崎ドルえもんのFXブログ
Twitter:https://twitter.com/kawasakidoruemo
9月はポンドに注目!
こんにちは、川崎ドルえもんです。今回は9月の為替傾向を紹介していきましょう。
表①は、各通貨ペアの月足を2000年から数えたデータになります。見てみると、ユーロ円の陽線回数が13回、ポンド円が14回、ポンド豪ドルが14回とわずかに多く、このうち二つはポンドに関する通貨ペアになっています。このことから、9月はわずかにポンドが買われる傾向があるといえそうです。しかし、ポンドドルやポンドNZドルではそのような傾向が出ておらず、あまり強い傾向とはいえません。そこで、より細かい週足の統計データも見ていきます。
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