レンジ相場&緩いトレンド相場の逆張り手法で年平均利益¥81,286(0.1単利運用)の有名EAとは
『3月、4月のコロナ相場で足踏みをしたけれども、今の躍進は凄い!』 という声が聞かれる Flashes for EURUSD。
確かにそのタイミングを除けばずーっと成績を伸ばしていて、最近の勝ち方は目を見張るものがあります。
ロジックは、開発者 Trader Kaibe さんが書かれておられる通り、レンジ相場と緩やかなトレンド相場を得意とし、直近の底値で買って高値で決済する、または高値で売って底値で決済する、を繰り返すというものです。
ユーロドルのレンジ相場出現率は、7割とも8割とも言われますが、上下にレートが移動する中で、逆張りのエントリーを繰り返すということになりますが、ユーロドルの特性にピタッと寄り添った手法であるが故に、GogoJungleのフォワードテストでもパフォーマンスは素晴らしいものとなっています。
GogoJungleのフォワードテスト
また、開発者さんの考えとして、大抵のスキャルピングEAと同様、大きな指標時や要人発言の急変動は得意ではないので、それらの時間帯は停止するとパフォーマンスは更に向上するとも書かれていますが、その通りだろうと思いますし、ファンダメンタルズ、テクニカルを使った裁量トレードが得意な人が停止タイミングを計れば、全自動の稼働よりも相当にパフォーマンスは向上するでしょう。
このような Flashes for EURUSD ですが、0.1lot単利運用で17年間のTDSバックテストを実施していますので、そのデータをQuant Analyzer4にかけた結果を見て行きましょう。
※以下の単位はドルとなっていますが、円建てFX会社口座でのバックテスト結果ですので、実際には¥建ての値です。
Quant Analyzer 4 の表示
総利益 ¥1,381,954
年平均利益 ¥81,286
最大ドローダウン ¥80,731 (5.65%)
リスクリターン比 17.11
平均利益 ¥1,429
平均損失 ¥2,326
リスクリワードレシオ 0.6144
勝率 68.24%
となっています。勝率は、ユーロドルのレンジ相場出現比率と近しい値になっていることからも、相場に合った
手法と言えると思います。
リスクリターン比 17.11、68.24%という高い勝率を前提としたリスクリワードレシオ 0.6144 の値を見ても、秀逸なEAと見ることが出来ます。
年・月単位実績
年単位の成績を見れば、2020年は途中の5月までのテスト結果であるため、コロナ相場での成績の降下から
マイナスとなっていますが、それ以降の成績の上昇で現在はプラスで推移しています。
2019年以前は、いずれの年も年間で負けなしです。
最後に 年利計算をしますと
GogoJungelのシステムトレード実績計測で採用する推奨証拠金(25倍のレバレッジを前提としたもの)の計算式は
1万通貨単位×取引通貨の日本円レート÷25倍×ロット数平均÷0.1×最大ポジション数+最大損失(バックテストの最大ドローダウンを採用)×2
となっていますので、
¥1,240,526 (本日のレート)÷25×ロット数平均÷0.1×1ポジション + ¥35,092(最大ドローダウン)×2
推奨証拠金は、¥211,083 となります。
年平均利益 ¥81,286 ですので、年利 38.51% です。
written by Hayakawa
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