才色兼備なフィスコ企業リサーチレポーターの何でもコラム 馬渕の目|第9回 菅政権の誕生でドル円はどうなる?[馬渕磨理子]
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馬渕磨理子さんプロフィール
まぶち・まりこ。投資歴7年目。アベノミクスの立ち上がりの時期に企業で資産運用を任され、3年間の専業トレーダーを経て、フィスコの企業リサーチレポーターへ。現在は日本クラウドキャピタルでマーケティングの業務も行う。同志社大学法学部卒、京都大学公共政策大学院、公共政策修士。大学時代はミス同志社を受賞。
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/mabuchi-mariko/
ツイッター:https://twitter.com/marikomabuchi
※この記事は、FX攻略.com2020年12月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
◆ アベノミクス継続の菅内閣の誕生を海外投資家はどう見ている?
菅政権誕生に対する海外投資家の今のところの反応は、静観しているといえるでしょう(9月21日時点)。財政出動や量的緩和などアベノミクスのマクロ政策継続を主張していることは安心材料です。また、菅氏は安倍政権で長く官房長官を務めていたことから、海外投資家の間でもある程度の知名度があります。さらに、携帯電話料金の引き下げやふるさと納税の導入、外国人労働者の受け入れ拡大、インバウンド促進などを進めてきたことも知られていることからも、マーケットでは菅内閣の誕生については様子見姿勢といったところでしょう。
菅内閣で構造改革や規制緩和が進むことで、日本経済の生産性が向上することによる日本株への期待感があるといえます。ただ、円高の懸念は払拭できないでしょう。
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