試されるライトトランスレーション、そして5年サイクルボトムへ ~鏑木 NEWS~
試されるライトトランスレーション、そして5年サイクルボトムへ ~鏑木 NEWS~
そして5年サイクルへ
先週末はダウ平均が400㌦近く急落し、週明け日経平均もここまで300円近く下落しています。本来ならドル円相場もリスクオフで円高に走ってもおかしくないですが、先週末の引け値と変わらず、102.50近辺で推移しています。
リスクオフの円高か、米金利高によるドル高かで、市場は迷っているようです。来週のFOMCに向けて、利上げの有無が目先の相場を難しくしています。
特に、急遽決定された12 日のブレイナードFRB理事の講演に注目が集まっています。
市場のハト派寄りの見方をけん制させるために、ブレイナード氏にタカ派的なコメントをさせようとFRBが目論んでいるといった市場のうがった見方もあります。同理事は3月と6月のFOMC直前に利上げに対しては辛抱強いスタンスをコメントしてきました。そして、最もイエレン氏に近い存在というのも知られています。
彼女がタカ派的なコメントをするようであれば、9月利上げが現実味を帯び、ドル円は一気に上伸することも考えられます。
一方で週明けダウ平均の続落が続くようですと、9月利上げ延期が現実味を帯び、ドル下落といった事態も考えららえます。
水星逆行中であり、この期間は要人の発言にはマーケットはより過敏に反応しやすい傾向があります。しかし、水星逆行終了後は、往々にして、その発言が撤回されるような事態になることもしばしば。
9月22日に水星逆行が終了しますが、その頃に発表される日米金融政策は軽視できません。何が飛び出すのか、警戒が必要です。続きはコチラから↓↓↓
情報提供元:鏑木高明の「相場サイクルとパターン分析」
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