本日以降、相次ぎ発表されるユーロ圏の指標結果に要注目!
本日以降、相次ぎ発表されるユーロ圏の指標結果に要注目!
おはようございます。
昨日(12日)、市場が大いに注目していたブレイナードFRB理事の講演では「予防的な利上げは説得力を欠く」などハト派寄りの発言が目立ち、市場の早期利上げ観測は再び後退することとなりました。結果、米株が大きく買い戻され、ドル/円やクロス円は下押す展開となっています。
<12日のNY終値> ●NYダウ平均=18325.07ドル(+239.62)
●米10年債利回り=1.663% ●ドル/円=101.83円 ●ユーロ/ドル=1.1233ドル
昨日も述べたように、ブレイナード氏はもともと利上げに対しては「慎重派」。米民主党候補のヒラリー・クリントン氏に献金している唯一のFRB理事であり、クリントン政権誕生なら財務長官候補とも囁かれる人物です。
よって、政治的に不人気の利上げには消極的とも言われてきたわけですが、それだけに同氏が多少なりタカ派な発言をすれば、一気に9月米利上げの可能性が高まるとの淡い期待があったことも事実です。
とまれ、これでFOMC前のブラックアウト期間入りとなり、米金融当局者発言という一つの材料がFOMC後まで封印されます。
「やはり、9月米利上げは見送り」というムードが漂いやすくなるなかで、あらためて「では、日銀はどう出るか?」という点に市場の関心は向かいやすくなるものと思われます。
もっとも、日銀の政策はかなり限られてきていると見る向きも多く、追加緩和期待が円売り圧力を強めるような展開をなかなか想定しにくいことも事実と言えそうです。
続きはこちらから
↓↓↓
×
よろしいですか?