ドル円の下げは、クロス円が支える展開か?!
週末のNY市場で相場は、米・6月の消費者物価指数と小売売上高が
ともに予想を下回りドル売りが加速しました。
ドル円は、113円を割れ込み一時112.20台まで下押しましたが
クロス円が反発に転じたためドル円も112.70台まで戻し場面もあり
引けは、112ミドルでとどまりましたが週明け今後のドル円、下値の落ち着き
どころに注目が集まりそうです。
まずは、安値109円割れからの短期上昇は一旦終了しましたが
日足では、21日線や200日線が共に上向きで週末引け値付近には
21日線が位置しておりテクニカルでは、第一のサポートポイントになりそうです。
更に下は、週末安値をつけたポイントに109円割れから高値114.49のフィボナッチ38.2%が控え
更に下値は、半値戻しや200日線、遅行線が雲に差し掛かるポイントになります。
★週明け以降は、クロス円がドルストレートに引っ張り上げられるか注目
更に今回は、米株ダウが崩れずクロス円が下ヒゲを付けて戻しており
他に米ドル懸念材料が出なければ大きく崩れる可能性は少ないと見ております。
週明け東京が休場でポジション調整の動きも含まれており
火曜日からの円相場に注目です。
日米首脳陣の懸念材料が多い中 米では、ホワイトハウス法律顧問に元連邦検事のベテラン弁護士
を任命すると発表しておりロシア疑惑対応の構えとも言われており国内では、
安倍内閣支持率低下の中、国民の年金資産を運用するGPIFの2016年度の
運用収益が8兆円大幅黒字となりここにきてようやくアベノミクスの底力が発揮してきており
日経平均株価2万円定着、そして目先の高値2300ブレイクが条件になりますが
ドル円を引っ張り上げる原動力になる材料の一つとも言えるでしょう。
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