高リスク資産膨張
株式
2021年4月11日(日)晴れ
・世界の金融市場で高リスク資産が膨張している。
その一因に既存の金融規制の枠組みの外である「影の銀行(シャドーバンク)」がカネ余りの中でリスクの高い取引を膨らませていることがある。
株式市場では、気gy党買収のみを事業目的とした「空箱」の特別買収目的会社(SPAC)の上場数が右肩上がり。
暗号資産(仮想通貨)への資金流入も著しい。
規制の抜け穴として膨張してきたのがアルケゴスで注目集めるファミリーオフィス(個人資産の運用会社)などの影の銀行。
ファミリーオフィスの資産規模は世界で約5兆9000億ドル、
ヘッジファンド(約3兆6000億ドル)、ベンチャーキャピタル(約1兆3600億ドル)などを上回る。
景気の過熱感が強まり、長期金利が跳ね上がるような事態になれば、高リスク資産を巡る市場環境が一変しかねない危うさもはらんでいる。
・ホンダ <7267> [終値3215.0円]や独BMWなど世界の自動車大手が
電気自動車(EV)向けの電池で、生産段階から温暖化ガスの排出量を減らす取り組みに着手する。
素材や部品ごとの二酸化炭素(CO2)排出量の公開を検討し、取引先に対策促す。
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