《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》なぜNYダウは上昇し、日経平均は上昇しないのか?
おはようございます、松下です。
現在NYダウ平均株価は6日連続で
史上最高値を更新中です。
しかしながら日経平均株価は、
6/20高値以降1か月以上の保ち合いが続いています。
NYダウ30種平均に資産を投じている
米国の投資家は資産が増え続け、
225銘柄に資産を投じている日本人投資家は、
資産が増えていません。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?
株価が本質的に、
その企業が将来上げる収益を現在の価値に
換算したものであり、それを市場参加者が
思惑で売買することで変動することを考えれば、
日本の企業の将来の収益に関して、
市場参加者は疑わしく思っていると
いうことなのでしょう。
しかし、もっと大切なことは、
そんな価格が動かない理由を想像したり、
原因探しをすることではなく、
上昇している株はないのか?
その株を買えないのか?
自分が買っている銘柄の株価が下がっていないか?
下がっているとしたらどうするのか?
ということです。
投資家は原因探しが大好きで、
いつも株価が上がる理由、
株価が下がった理由を探し、
想像していますが、
自分の保有している株への対処は、
まるで考えていません。
それでは、いつまで経っても資金は増えません。
今、上昇している株は、
225採用銘柄では
1925:大和ハウス、2502:アサヒ、3405:クラレ、4183:三井化学、
4272:日本化薬、4502:武田、5301:東海カーボン、5706:三井金属、
6305:日立建機、6367:ダイキン、6501:日立、6506:安川電機、
6724:エプソン、6758:ソニー、6988:日東電工、7211:三菱自動車、
7762:シチズン時計、8001:伊藤忠、9062:日通、、9602:東宝など、
20社ほどあります。
これらの銘柄を買っているか、
もしくは買っていけば、
資金は増えていくことを意味します。
225銘柄のうちの20社ですので、
約10分の1となり、あなたがもし10銘柄の
ポートフォリオを組んでいたら、
1銘柄は強い銘柄を保有しているはずです。
これを225銘柄の中から探すのは、
20分もあれば十分です。
もっと道具を使いこなせば、
それより短い時間での銘柄抽出も可能です。
市場全体が弱い時には、
個別に強い銘柄を探して買わなければいけません。
これも一つの株式投資の技術です。
売買の技術を1つずつ身に着けてください。
よろしいですか?