銘柄研究
株式
週末の海外NY株式市場は、まちまち。
ボーイングは旅客機「737MAX」の月間生産機数を2022年秋に最大42機に引き上げる予備計画を策定し、
ボーイングが買われ、ダウ工業株30種平均は続伸。
欧米の企業景況感が改善し、景気敏感株を中心に買いが優勢だった。
ナスダック総合は21日に下落したが、週間では5週ぶりに反発。
今週はインフレ懸念で大きく売られていた大型ハイテク関連株に投資資金が回帰した。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは下落。
中国の金融安定発展委員会が金融リスク防止・管理に向け、ビットコインのマイニングや取引を取り締まる方針を表明したことが嫌気された。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3日ぶり反落。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドル高が重しとなり、7営業日ぶりに反落。
週間では38.60ドル(2.10%)高と、3週続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は安値拾いの買いなどが入り上昇。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約90.8億株。
週間ベースでは、ダウは0.5%安、2週続落(累計1.6%下落)、
ナスダック総合指数は0.3%高、5週ぶり反発、S&P500種指数は0.4%安、2週続落(同1.8%下落)で取引を終えた。
週末21日の東京株式市場で日経平均(+0.78%)は2日続伸。
東証株価指数(TOPIX)(+0.46%)も2日続伸。
東証マザーズ(+2.26%)、日経ジャスダック平均(+0.39%)は4日続伸、東証2部(-0.02%)は2日ぶり反落で終了。
東証1部出来高は10億3796万株、売買代金は2兆3802億円。
東証1部騰落数は値上がり1,076(49%)銘柄、値下がり1,009(46%)銘柄、変わらず107(4%)銘柄に。
マザーズ出来高は8116万株、売買代金は1663億円。
マザーズ騰落数は値上がり16(44%)銘柄、値下がり13(36%)銘柄、変わらず7(19%)銘柄に。
東証1部業種別ランキングでは19業種上昇、14業種下落に。
値上がり上位は、その他製品、サービス業、精密機器、情報・通信業、輸送用機器、医薬品、電気機器、・・・
値下がり上位は、鉱業、石油石炭製品、ゴム製品、保険業、銀行業、陸運業、パルプ・紙、電気・ガス業、・・・
日経平均株価は、続伸。
朝方は、米長期金利の低下などを背景に20日の米国株式が反発した流れを受け、買いが先行。
一時2万8411円(前日比313円高)まで上昇。
一巡後はいったん2万8200円割れ水準まで上げ幅を縮小も、後場持ち直し、大引けにかけて2万8300円台で推移。
マザーズ指数は、終日堅調。4日続伸で高値圏で引ける。
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