【マーケット解説】 エルサルバドルでビットコインが法定通貨に
2021年6月10日(木曜)寄稿 ⇒本稿の賞味期限は6月12日 13:00までです。
■金融市場の最大の関心事は欧米のインフレ、G7税制改革も焦点
■暗号資産業界の最大の関心事は米中の規制、ビットコイン法定通貨も焦点
米国10年債利回りは続落となり1.5%を割れて1.47%へと低下した。一方で、ゴールドの反応は鈍く1,880ドル水準での推移となった。NY原油は上下動が激しく水曜のNY原油は69ドル台に低下した。ドイツDAXも弱く前日比マイナス0.38%と小幅ながらも3日続落となり、最高値圏にあるとはいえ、冴えない動きが続いている。
為替はポンドがやや軟調。原油がガソリンが崩れる中、天然ガス市場は堅調地合い。
暗号資産市場は、エルサルバドルがビットコインを法定通貨として採用したことを皮切りに楽観ムードが漂い、全体的に底上げとなった。ビットコインの価格水準は37,000ドル台である。5年物の期待インフレ率BEI(Break Even Inflation rate)は2.41%へと下落した。
本日の米国5月のCPIには大変注目が集まっている。
【トレード妙味のある銘柄】
DAX
NY原油
【マーケット解説について知ってもらいたいこと】
・プロトレーダーに焦点を当てた市況の解説
・金融市場を俯瞰しての暗号資産のポジショニング
提供する内容はこの2点で、以下のポイントを考慮して下さい。
これは自分自身で考えないといけません。
①材料が一過性のものなのか
②価格へのインパクトが継続するものなのか
当コンテンツの差異性:金融市場を俯瞰して暗号資産の市況解説をする
差異性とは他の市場解説やマーケット市況と当コンテンツとの違いになります。
※トレーダーは何をトレードしてもよいので、ホットかつ妙味のある商品を対象としてもよいし、暗号資産に妙味がなければ無視をしてもよい。
トレーダーとしての心構え
・「物事が起こってからの解説」は知るだけでよい。予測の力量はトレードの成績に直結しない
・「今、目の前で起きている」マーケットの動きは説明できない
・方向性がわからなくても儲けることは可能
・アナリスト/ストラテジストが「上がる」との説明に対して、戻りや調整局面の利用が可能
・初動は孤独であり、しかし大波には乗るべし
トレーダーは市場原理を知らなくても勝てる人は勝てる。トレードに直結しないマーケット解説や市場分析のみのレポートと当コンテンツとは趣旨が異なるはずですが、表面的には一般的な市況と変わらないのはやむなしと存じます。
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