独、英、豪州などで、5年国債利回りがコロナ前の水準を上回っている。
経済情報
ここにきてインフレ懸念から各国の金利が上昇している。
各国の金利を確認しておく。
10年金利となると、今の景気サイクルだけでなく、その次のサイクルも含まれるであろうから、今の景気サイクル、目の前にあるインフレ懸念を反映する5年、2年金利が注目される。
まず、5年金利から、
ニュージーランドの金利が急上昇している。キウイ(NZD)のショートポジションはとりにくい。
注目は、独、英、豪州、ニュージーランドで、5年国債利回りがコロナ前の2019年末の水準を上回っていることだ。
背景はエネルギー・ショックからもたらされるインフレ懸念だろう。
米国もそういう状態になれば、株式相場にも大きな影響を与えるかもしれない。
2年金利を見ると、英国金利が急上昇している。英国に特にインフレ圧力が強いのだろう。sterlingもショートポジションを取りにくい。
こうした中で円金利の変動が小さい。円独歩安の背景だ。
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