《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》3万円の利益は大きいですか、小さいですか？

おはようございます、松下です。

昨日は、まこと投資スクール

売買技術修得コースと、

トレード研究会の開催日でした。

日米の株価が堅調に高値を

切り上げる中で、今後何が起こるのかを考え、

投資の本質を教えました。

あなたは、「3万円の利益」を

大きいと思いますか、小さいと思いますか？

おそらくほとんどと人は、

「3万円なんて小さい利益だ」と

思うことでしょう。

1億円の利益を目指している人、

年間1000万円の利益が欲しいと思って

いる人には、何の足しにもならない

利益かもしれません。

しかし、「3万円」という金額だけで、

利益の大小を論じることはできません。

ここには、いくらの資金で、

この利益を上げたかという、

元本の話がありません。

これでは、利益の大小など、

分からないのです。

もしこの3万円の利益が、

10万円の元本によってもたらされた

ものだったとしたらどうでしょうか？

利益率は30％。

これは非常に大きい利益です。

今時、年利30％の利回りがある

金融商品などどきにもありません。

おそらく一生お目にかかることはできません。

さらにこの利益が、

3か月で上げられたものだったとしたら

どうでしょうか？

理論的には年利120%が可能な投資と

いうことになります。

これは最早破壊的な利益です。

しかし、この記事の最初で、

ほとんどの人は、

「3万円の利益なんて小さい」と思ったはずです。

これでは感覚がずれています。

投資のリターンを正当に評価できていません。

今回例に挙げた、

10万円の元本で3か月で3万円の利益を上げたという

ケースは、奇跡的な破壊的な利益です。

この力が評価できずに、

3万円なんて小さい利益だと思っていたら、

この投資家は遠からず投資に失敗し、

資金の大半を失ってしまうことでしょう。

投資の利益とは、

元本に対して何％の利益を、

どれだけの期間で上げたのかで決まります。

時にその利益が3万円だったとしても、

1万円だったとしても、それが破壊的な

利益であることもあるのです。

それが投資だと知ってください。

そして最後には、大きい元本で大きい利益を稼ぐ、

そんな投資家になりましょう。