「見える化インジケータ」の活用(その16)
「8CFD見える化インジケータ」で、コモディティ(COTTON,COFFEE,SUGAR,COCOA,CORN,SBEAN)の約1か月間(10月4日~11月5日)の動向を追ってみました。この期間では、COCOAの下げが最も顕著でした。もともとCOCOAは、下げトレンド中なので、売りポジションを持てば利益になります。
「8CFD見える化インジケータ」を使っていれば、どこで売って、どこで決済すれば良いかが、一目で分かります。
下の図は、「8CFD見える化インジケータ」を1時間足に表示させたものです。上半分が、COCOAのチャート、下半分が、「8CFD見える化インジケータ」でグラフを描いたものです。緑色太線のグラフがCOCOAに相当します。
赤色の下向き矢印が売りエントリーポイントです。最初の矢印から105Point、二番目の矢印から127Pointの利益が得られたので、合計232Pointの利益となりました。仮に1Lotsの取引をしていれば、232$の利益(1$=\113だと\26,216)になります。
1時間足のチャートについて、さらに詳細に検討してみました。
3本の移動平均線は、SMA20,75,200です。
赤色矢印1 直近の最高値を更新していません。上昇トレンドが終わったので、これ以降は下目線でチャートを見ていきます。
赤色矢印2 移動平均線(200SMA)を割り込んできました。レートはさらに下がります。
緑色矢印3 下げの途中で、一旦戻りが入ります。緑色矢印3の位置からカウンタートレンドラインを引きます。
黄色矢印4 3で引いたカウンタートレンドラインを割ってきたので、ここで売りエントリーします。【戻り売り】
水色矢印5 「見える化インジケータ」でも、水平ラインから下方向に変化しています。8本のグラフ群をCOCOAが下に抜けてきました。
緑色矢印6 矢印4で売ったポジションを利確します。(2→3で下がった分4→6と下がった、インジケータグラフが水平になった)
レートが上がってきたので、カウンタートレンドラインを再度引きます。
黄色矢印7 6で引いたカウンタートレンドラインを割ってきたので、ここで再び売りエントリーします。【2回目の戻り売り】
水色矢印8 「見える化インジケータ」でグラフが反転して下を向いてきました。
水色矢印9 「見える化インジケータ」で、8本のグラフ群をCOCOAが再度下に抜けてきました。
ここで、さらに増し玉をしても良いでしょう。
未描矢印10 まだ描いていませんが、「見える化インジケータ」のグラフが上を向いてきたら、そこで決済します。
チャートは、まだ下落傾向を示しています。「見える化インジケータ」のグラフも下向きです。
ですから、まだまだ売りポジションを保有していても良いと判断できます。決済目標値としては、日足の移動平均線の直近安値(2330)などを目安にすればよいと思います。
CFDと「見える化インジケータ」の組み合わせ、最強だと思います。
よろしいですか?