1月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数は良好
経済情報
米国で最も代表的な景気指数はISM製造業指数である。(前月データを当月1日に発表)
すると、知らない間に、ISM製造業指数を占う指数としてフィラデルフィア景気指数ができた。(当月データを当月に発表)
そしたら、ニューヨーク連銀も、もっと早く同じような指標を発表し始めた。
今では、シガゴなども同様の指標を発表しているが、メジャーなのは、発表順にニューヨーク連銀指数、フィラデルフィア景気指数、ISM製造業指数である。
一昨日、1月のニューヨーク連銀製造業景気指数が発表され、予想外に悪化した。
今日(1月20日)、 1月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表された。ニューヨーク連銀製造業景気指数の結果を打ち消すような良好な数字だった。市場は一安心ということか?
参考まで、
フィラデルフィア連銀半年後の景況見通しのデータも発表になっているが、これは低い。但し、今に始まったことではないので、市場は気にしていない。
なお、1月15日までの1週間の新規失業保険申請件数も発表になり、多少増加していた。オミクロン変異株流行の影響を反映していると思われるが、オミクロン株の流行はピークを迎えており、市場はそのデータを気にしていないようだ。
×
よろしいですか?